保守運転はつづく~三坑町の11号電車
2022.4.18 三坑町にて
4月から撤去作業が始まった宮浦ヤード・・・
通信ケーブルの撤去がおわり、次は架線が撤去されると思われます。
この工事のため、廃止後この間行われてきた宮浦ヤードでの保守運転は3月で終了し、4月からは機関庫南側の通称ウレタン線にて保守運転が継続中です。
訪れたこの日は、11号電車が保守運転を行っていました
遠くにはなりましたが、相も変わらず宮浦の煉瓦煙突がその様子を見守ります。
かつて使用された海上コンテナ積み込みホーム脇を、ゆっくり進み来ます。
距離が短くなったことから、8往復ほどします~
10年ほど前のコキ200問題の頃、この場所まで20トン電車が入線していたことがありましたが、それ以来の撮影チャンス
また、この様なアングルで炭鉱電車の撮影ができるとは思ってもみませんでした。
さて、この場所での保守運転は、可能なかぎり続けられる予定です。
恐らく、荒尾市が予定している20トン電車展示のために万田坑に向けて搬出されるまでは、今の区間にて保守運転が行われるものと思われます。
それにしても、三坑町で炭鉱電車が見れるのはそう長くはないでしょう。今年度中には、荒尾市への移送が行われると思われます。
今後とも、炭鉱電車の動態保存を願いながら、保守運転を見守りたいと思います
(次の訪問につづく)