炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

タグ:博多駅

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              撮影日:1973年7月
              撮影地: 博多駅

1973年 鹿児島本線 列車カタログ(12) キハ82 “かもめ”

『1973年 鹿児島本線 列車カタログ』その12は・・・
博多駅にて撮影した キハ82 “かもめ” です。
大好きな車両だった キハ82、最後に“かもめ”の登場です。           “ヨンサントオ”のダイヤ改正で誕生した、京都~長崎・佐世保間の気動車特急“かもめ”号。同じ“ヨンサントオ”のダイヤ改正で誕生したのが“なは”。 実は、元は“かもめ”でした(@_@) そして、同じく筑豊本線経由の“いそかぜ”改め“かもめ”へ (列車の変遷をたどっていくときりがないので、これくらいで終わりに)
当時の長崎本線の時刻表を覗いてみると・・・ 同じ列車名の“かもめ”が2列車、10分差くらいで走ってます(*^_^*) もちろん、鳥栖~肥前山口間ですけどね。  列車番号1・2Dを“なは”に譲り、当時は3・4003D&4・4004Dの“かもめ”でした。(1973年10月ダイヤ改正で再び1Dに返り咲き・・・どうでもいいか?!)

今回まで、“にちりん”の写真です。
(あさかぜ様は、次回にまた登場予定)

5番線には、博多駅終着の“にちりん”1号が、
そして、6番線からは始発のキハ82系の“にちりん”3号が独特の音と煙を残して発車していきます。

両者が、ちょうどホームの端で顔あわせ(^-^)
(ひとりごと・・・鉄ちゃん仲間が隣のホームにもいたんですね)

DCとEC“にちりん”の2ショット

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5番ホームにやってきました。
485系の“にちりん”号も撮りましょうね。

ボンネット特急健在なり

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こんな斜めの構図はいかがですか?
新幹線のホームも望めますし、博多の駅名標も入ります。(^_^)v
そして、JNRのマークが輝いてみえます。

今年開業の新幹線も仲間に入れてやろうかな

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撮影日:1975年10月26日
撮影地:博多駅4,5,6番ホーム

今回は、“あさかぜ”様は運休です(^_-)

かわりに、“あさかぜ”様ご到着の前後の博多駅をご覧にいれましょう。

トップバッターは、“金星”でしょう。
9レ“あさかぜ”1号の到着前の8番線におわすは、名古屋から10:11到着の21M“金星”号です。

実は、写真を撮影した年の3/10のダイヤ改正(新幹線博多開業)では、かの“月光”が廃止されてしまいました。
新幹線網の拡大により、《581・583系の使命の終わりが近づいてきたことを告げる象徴的なできごととなりました》(鉄道ファン1995年3月号 P49より引用)

また、従来の“きりしま”が運転区間を変更して“なは”に改称された年でもあります。
そして583系の寝台特急としては“彗星”がその代表格となりました。

名古屋から583系“金星”号の到着

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さて、6番線に目を移してみましょう。
そこには、キハ82特急“にちりん”3号 10:39発が、今や遅しと発車をお待ちかねです(^O^)
(ひとりごと・・・それにしても、ホームにほとんど人がいませんね?!今では考えられません)

当時は、1往復のみ西鹿児島行きのDC特急“にちりん”がまだ生き残っていました。
(S54.10.1でDC編成は廃止)

キハ82特急健在なり“にちりん”3号

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そこへ、7番線に長崎行きキハ58急行“出島”3号 10:47発のお出まし。
仲良く2ショットです(~o~)

まあ、20系ブルトレにDC急行・特急そして583の寝台特急と、たったの30分間に堪能いたしました。

キハ58急行“出島”と並ぶ“にちりん”

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撮影日:1975年10月26日
撮影地:博多駅8,7,6番ホーム

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1975年10月26日の博多駅8番ホーム

東京より、9レ“あさかぜ1号”博多駅にただいま到着。

20系“あさかぜ”が、まだまだ輝いていた頃です。
当時最も豪華であった個室を含む、堂々の15両編成!(^^)!
15両の編成を電源車・1号車に続いてのぞいてみましょう・・・

カニ21・ナロネ22・ナロネ22・ナロネ21・ナハネ20・ナハネ20・ナシ20・ナハネフ23
ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネ20・ナハネフ22

今となっては、KATOのNゲージで再現して楽しむ他はない編成ですね・・・ため息ものです(T_T)


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ホームの端っこにて

8番ホームの、ほとんどぎりぎりに止まる20系“あさかぜ1号”です。

何とか、隣のホームの延長部から撮ったのかな?
正面からナハネフ22を撮影しようとしましたが、無理だったのでこの構図にしたように思います。

この20系のまん丸いフォルムが何ともいえません(^_^)v
大好きな車両でした。


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竹下への回送発車

何とか“海坊主”のマスクを正面から撮りたくて、回送発車をホームの途中でねらいました。
撮影時のメモをひもとくと・・・

『そのうち20系も見られなくなるかもしれない。個室を見てみたが、聞いていた通り少し狭苦しい様子であった。また、外装のブルーもだいぶくたびれていて、18年の時を思い起こさせる』

撮影した年から約2年半後の1978年2月1日、24系の編成に置き換えられた“あさかぜ1号”でした。


撮影日:1975年10月26日
撮影地:博多駅8番ホーム

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