▲ 夏の早朝~富海を行く9レ 20系フル編成の“あさかぜ”1号
撮影日:1976 8.19
撮影地:山陽本線 富海駅付近
懐かしい国鉄時代の画
またまた突然ですが・・・1976年にタイムスリップ(*^_^*)
早朝の山陽本線をゆくフル編成の20系 寝台特急 “あさかぜ”1号
1976(昭和51)年~高校の夏休み期間中・・・
思い立って12系の臨時夜行列車に揺られて山陽本線まで出かけました
後にも先にも、下関より先の山陽本線にてブルートレインを撮影したのはこれっきりです
当時乗車した臨時夜行列車とは~西鹿児島発大阪行きの8204レ急行“屋久島”51号なり
大牟田駅を深夜0:06発でした(~o~)
実は、この列車の乗る前に警察官に呼び止められたのを思い出しました!(^^)!
深夜に高校生が一人で夜行列車に乗るとこを見かけたら~「こいつ怪しい・・・家出少年かも(?_?)」なんて思われたのでしょうね
たぶん~「列車の撮影に出かける(^_^)v」なんて答えたかも
とにかく、12系の臨時列車に乗車して、夜な夜な列車の車窓にまとわりつくように見えたお月さんを愛でながら、一人感傷にふける高校生は富海を目指した
当時の時刻表をめくると~“屋久島”51号は、5:06に防府駅に到着~防府発5:41の一番列車にて、お隣の富海駅5:48着
なぜ富海だったかって
それは~1975年1月号の鉄道ファン、P44,45の写真を見てここだと決めたその写真というのは、C62牽引の20系“みずほ”号が、海岸縁を驀進する様子を撮影したのもで、「ここにいけば、いい写真が撮れそう」なんて、当時思ったから
さて、当日撮影したネガは行方不明になってしまい、この写真1枚だけが手元に残った(^O^) これ以外の写真は~実は失敗ばかりでろくなできではなっかた
当時の撮影メモを繙くと~
「8/19の撮影は、はっきり言ってちっとも楽しくなかった。目の前を、あこがれのヘッドマーク付きのブルートレインが続々と通り過ぎていくにに、どうして楽しくないのだろう?(中略)後に残ったのは“きつかった”ということだけ・・・せっかくここまでやってきてという感じだ(後略)」
大学受験などを前にして、最後の撮影行と思って行ったにもかかわらず、思い通りに写真は撮れないし、なんだか悶々とした気持ちだけが残っていたようですな
あれもこれも、今となっては青春の思い出1ページといえるかな
ということで、この日撮影した中で、唯一UPできそうな写真となった1枚