炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: 鉱山軌道◇武蔵野編

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▲武蔵野の風景にとけ込む  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(11)
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(11)
 
ズリ捨て線に推進運転にて進入したトロッコ・・・
仕繰作業を終え、取り替えた坑木を捨ておきます
 
この日何度か同じ作業が行われたのでしょう・・・
ズリ捨て場の端には、大量の古坑木が堆く捨てられていました
 
それにしても、背後の丘陵は武蔵野の面影を色濃く残していますね~
雑木林に、冬の夕陽が差し込んで上部が輝きました
 
作業後の風呂場でしょうか?
ズリ捨て線の脇には小屋があって、煙突から煙が上がっています
 
今日一日のお仕事も間もなく終了です
 

 
(つづく)

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▲坑口に立つ  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(12)
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(12)
 
ズリ捨て線に推進運転にて進入したトロッコ~
のつづきを見る前に、再度坑口へ・・・

坑口に立って、坑外に伸びる線路を眺めます
ぬかるんだ線路敷きの脇には、坑内で使う坑木や細長いパイプ
左に分かれた側線には、坑内へ運び込む坑木を積んだ炭車

そして、坑口の側面には入坑者の名札とメモボード
坑内を覗くと、暗がりの中に赤っぽい薄明かりが線路を照らしていました




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(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(13)
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(13)
 
しばらく時間が空いてしまいましたが、このシリーズの復活
坑口に立って、坑外に伸びる線路を眺めます~につづき
再びズリ捨て線の様子をご覧にいれましょう

夕暮れ間近の武蔵野炭鉱
少し高台にあるズリ捨て線に日が陰る頃~今日の作業をいそぎます

それにしてもこのDL~なかなかいかめしいスタイルをしています
ボンネット前面に、鶴嘴が斜めに置かれているのがいかにも炭鉱らしい


炭鉱の働き者のDLここにあり




(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その2  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(14
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(14)
 
今回も、ズリ捨て線の様子をお伝えしましょう~
ズリ捨て線は、古坑木捨て線でもありました

坑内から運んできた古い坑木を炭車から捨て降ろします
この炭車~斜めに回転する横開きの炭車ですな
ズルズルと、朽ちかけて坑木がずり落ちていきました・・・

よく見ると、手前の黄色の炭車も同型のようですね
DLの足回りに差された油でしょうか~車輪周りのサイドは黒ずんで見えます



(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その3  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(15
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(15)
 
今回も、ズリ捨て線の様子をお伝えしましょう~
ズリ捨て場は、古坑木の捨て場でもありました

坑内から運んできた古い坑木を炭車から捨て降ろします
かなりの古坑木がたまってます
DLボンネットの手すりには、支保杭に噛ます楔が何個もはめられていますね
鶴嘴に楔~現役亜炭鉱山を彷彿とさせる光景でございます

背後の丘陵雑木林にさす陽もだいぶ傾いてきました・・・
そろそろ、この日の作業は終了といったところです




(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その4  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(16
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(16)
 
今回も、ズリ捨て線の様子をお伝えしましょう~
ズリ捨て線での作業も終了

作業を終えて、狭い運転席に乗り込みます
丸いハンドルに、小さなメーターが2つほど見えますね
今から、もう一度坑内にもどりますー

ところで、このアングルだとズリ捨て線から見下ろした風景が見て取れます
遠く秩父に連なる山々、飯能市街地、そしてその手前を流れる入間川~
今では、ここから眺める景色もずいぶんと変化していることでしょう・・・



(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その5  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(17
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(17)
 
しばらく更新が滞っておりました・・・
今回もズリ捨て線の様子のをお伝えします~

線路から少し離れてみました
荒涼とした感じのズリ捨て線の様子のなかで~
一本の草が目にとまりました

その先では~胞子が今にも飛び出そうという様子
ズリ捨て場にてしたたかに生きる雑草・・・
古坑木捨ての作業を、のんびりと見守っているのでした




(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その6  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(18
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(18)
 
しばらく~何年ぶりかな~更新が滞っておりました・・・
今回もズリ捨て線の様子をお伝えします~

休業日の武蔵野炭鉱(*^_^*)
いちかばちかの現役の炭鉱訪問
運よく、機関車が動いていました!(^^)!

せっせと古坑木を運ぶ機関車と働く運転手さんを激写
ズリ捨て線に古坑木が山と捨てられていきます~

ズリ捨て線のはみ出した枕木が何とも怪しげですが・・・
堅くて丈夫そうな枕木ですね




(つづく)

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▲ ズリ捨て線のDL その7  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(19
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(19)
 
しばらく~何年ぶりかな~更新が滞っておりました・・・
今回もズリ捨て線の様子つづきをお伝えします~

休業日の武蔵野炭鉱(*^_^*)
ズリ捨て線でひとしきり古坑木を捨ておいた後・・・
再度、坑内線に戻ります

再び動きはじめたDLを追いながら、坑口前にてカメラを構えます!(^^)!
夕暮れ迫る中、ズリ捨て線から3両の炭車を従えた編成がやってきた


(つづく)


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▲ 再び坑内へ その1  1978 ◇ 武蔵野炭鉱(20
 
  撮影日 : 1978.12.3

 
1978◇武蔵野炭鉱(20)
 
しばらく~何年ぶりかな~更新が滞っておりました・・・
今回もズリ捨て線の様子つづきをお伝えします~

休業日の武蔵野炭鉱(*^_^*)
ズリ捨て線でひとしきり古坑木を捨ておいた後~
再び坑内に戻ります

引き上げ線から坑内線に推進運転にて戻ったDL(^o^)
青白い排気を残しながら坑内へ進行
これから再度、古坑木を運び出すのですが~

この後に、思ってもみないことが・・・





(まだつづく)




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