炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: 三池パイプライン

イメージ 1

▲1.蔦がからまるパイプライン ~宮浦~

撮影日:2008年11月 2日
撮影地:大牟田市東泉町 


昨年の11月・・・
いつもの宮浦ヤードを訪ねました

炭鉱電車の撮影を終え、通い慣れた宮浦ヤードを散策します

目に飛び込んできたのは、朽ちたパイプラインでした

今も使われているのかどうか分からないようなパイプライン
蔦がからまり、まるでオブジェの様な風情

「酸素」の掲示が現実に引き戻してくれるようです

果たして、これらパイプライン、今も現役なのでしょうか?




(つづく)

イメージ 1

▲2.使い古しのパイプライン

撮影日:2009年 5月 6日
撮影地:大牟田市東泉町 


錆び付いた使い古しのパイプラインがいくつも走る
かつて「染料」といわれた工場から伸びたパイプラインであろう

宮浦から水路沿いに走る大小5本のパイプライン

その3本は、煉瓦塀の内側へと吸い込まれ
また1本は、朽ち果て口を開けたまま

さらに1本は、煉瓦塀を跨いでさらにその先へ伸びていく


新設された銀色のパイプラインを横目に

錆び付いた使い古しのパイプラインがいくつも走る


(つづく)

イメージ 1

▲鉄道築堤跡のパイプライン

撮影日:2009年 7月20日
撮影地:大牟田市新港町 


三池港の東側に連なる、旧専用鉄道の築堤跡
道路工事により、その一部が消え去る予定・・・

高架桟橋に向かう築堤に寄り添って、このパイプラインが連なる
いつもは夏草や木々に覆われるこの築堤も、工事のために昔の姿を取り戻したかのよう

しかし、そこにはもう線路はないが、いまだパイプラインは健在なり


ところで、今も使われているのだろうか?

このパイプライン・・・



(つづく)

イメージ 1

▲空をゆくパイプライン

撮影日:2009年 8月17日
撮影地:熊本県荒尾市四ツ山 


かつての三池炭鉱専用鉄道 四ツ山駅 への踏切付近

幾線かの鉄路を渡っていた 踏切入り口跡・・・
今も、低く天空をゆく一本のパイプラインがある

手を伸ばせば届くようなところをゆく このパイプライン

途中で少し折れ曲がっていているようで、何だか愛嬌があるのである


そこかしこに残されている かつて鉄道があった証に囲まれ

今も現役であろうパイプライン 


何をか語りかけようぞ


架線柱に踏切表示


(つづく)

イメージ 1

▲行きかう鉄路を見下ろす

撮影日:2010年 1月 1日
撮影地:大牟田市栄町 


三池炭鉱専用鉄道の築堤跡
ちょうどJRと西鉄を跨ぐ、かつての鉄橋脇にパイプラインが何本もはしる

その内の2本を築堤上から撮影した

西鉄やJRの列車が次々と行きかう頭上に
錆くれた鉄のパイプラインが人知れずはしる

横須と宮浦の工場地帯を結んだパイプライン
実は、今も生きたパイプラインが健在だ


炭鉱が存続していた時代には、坑内排水のパイプラインの総延長はどのくらいあったのだろうか?
ふと、そんな思いが浮かんだ・・・


注目されることはないパイプラインではあるが
炭鉱と化学工業の街大牟田にとっては、欠かせない風景の一部である



(つづく)

イメージ 1
 
▲浜線築堤に沿って走るパイプライン
 
撮影日:2010年 3月19日
撮影地:大牟田市浜町
 
 
大牟田川に沿って走る旧三池鉄道の浜線跡
線路が撤去されてから10年以上が経過したが、築堤と連なるパイプラインは健在である
 
快晴の空をバックにして、今も古色蒼然たるパイプラインが連なる
大小様々なパイプラインは、炭鉱と共に歩んできた化学工場の歴史の証人でもある
 
パイプラインは、静まりかえった大牟田の市街地を今も走る
 
 
(つづく)
 
 

イメージ 1

▲旧浜本線のカーブとともに・・・

撮影日:2010年 3月19日
撮影地:大牟田市 旧三池鉄道浜本線跡 


三池炭鉱専用鉄道の浜本線築堤跡に立つ

ちょうど、浜本線跡の草刈りがなされ、旧鉄道敷きが甦る
その鉄道敷きの築堤に沿って、いくつものパイプラインが連なる様子はとても印象深い

浅牟田町から横須の工場地帯へ伸びゆく古いパイプライン達・・・
浜本線の築堤に沿って連なり、大牟田の化学工場を陰で支えてきたのであろう

使われなくなった古いパイプライン達の間には、木々が生い茂っていた

草木が取り払われ、白日の下にさらされたパイプラインと旧三池炭鉱専用鉄道の線路敷き


その鉄道敷きに立ち、横須方面にカメラを向ける



(つづく)

イメージ 1

▲光り輝くステンレスのパイプライン

撮影日:2010年 3月19日
撮影地:大牟田市 旧三池鉄道浜本線跡 


三池炭鉱専用鉄道の浜本線築堤跡
今年になって、ピカピカの新パイプラインが登場

使われなくなった朽ち果てたパイプラインを横目に、颯爽と旧浜本線跡に伸びゆく
このパイプライン、国道208号から新栄町ガード先までの一部分が、旧浜本線跡の築堤と鉄橋上を走る

都市ガスのパイプラインと思われるが、他の部分は地下に埋められているようだ
国道と鉄道を越える工事費用や期間の軽減が目的であろうか

かつては市街地の中心部を分断しているとして、厄介者ともいわれた旧浜本線跡の築堤
本町にあった大牟田“松屋”を中心にした商店街と、新栄町にあった“井筒屋”を中心とする商店街を二分していたこの鉄道も、廃線になり早13年あまり・・・

かつての賑わいが消えた商店街を今も見下ろし、そこにパイプラインの新しい仲間が加わった


(つづく)

イメージ 1

▲曲線の妙

撮影日:2010年 3月19日
撮影地:大牟田市 旧三池鉄道浜本線跡 


三池炭鉱専用鉄道の浜本線築堤跡

パイプラインは、ただ単にまっすぐに走っているものではない(?_?)

浜本線沿いのパイプラインを永年見てきて、ず~と気になることがあった・・・
それは、ところどころパイプラインが曲線を描き、くねっていることである

パイプラインの圧力や送っている内容物に関わっているのであろうか?

とにかく、芸術的な曲線を以て湾曲しているパイプラインなのであります



今では使われていないようなパイプライン達

浜本線の炭鉱電車とともに消え去ることなく、今もその姿を留めている


(つづく)

イメージ 1

▲パイプラインの立派なアーチ

撮影日:2010年 7月19日
撮影地:大牟田市 三池港 


ここは、荒尾市と境を接する三池港船渠の後背地・・・
写真奥には、見慣れた四ツ山の山塊を見渡せるこの地

昔を知る人はすぐお分かりと思いますが、今に見た人は~ 珍百景かトマソン物件(@_@)

三池の地で、このようなアーチ状のパイプラインを見かけたら・・・
まず以て、かつてはそのアーチの下を鉄道があったと理解してよろしい!(^^)!

今もいくつか残る、このようなパイプラインのゲートを目にする度に
かつて、網の目のように張り巡らされた鉄道網の残像をかいま見る


ここは、かつての九州電力港発電所へ石炭を送り込む引き込み線があった場所・・・
このパイプラインのゲートをくぐって、毎日石炭が運ばれていた

炭車を連ねた列車が、毎回このゲートをくぐって火力発電所に石炭を運んだ証なのである



(つづく)

↑このページのトップヘ