① 炭都の鉄道 Miike-Railway & Industrial Railway
三井三池炭鉱の専用鉄道をひもとく際には、まずはこのHPをご覧下さい(~o~)管理者である“うしやん”さんによる詳細な三池鉄道の記事・写真を見ることができます。特に『資料のあれこれ』にある、官営時代から始まる年表は必見です(@_@) ここまで詳細な年表は他では見ることはできません。鉄道関係だけではなく、三池炭鉱の歴史を知る上でも貴重な年表です。ぜひ、ご覧あれ。さらに『駅のあちこち』として、三池鉄道の主要なポイント毎に解説付きの写真レポートがあります。晩年の三池鉄道について、きめ細かな観察眼による写真と解説が楽しめます。その観察眼は、地元出身の私でも驚きです!(^^)!これらのレポートは、管理人“うしやん”さんの三池炭鉱関係の文献・地図・絵葉書・出版物などの研究のたまものです。三井三池の鉄道をこよなく愛し、大切にしていらっしゃる気持ちが伝わるHPでもあります。
② 銀河鉄道2001 ※現在は閉鎖させていますm(_ _)m
管理人の“じぇいばぁど”さんは、鉄道ではなく航空関係(?_?)のお仕事をされています。私と同郷で、「中学生の時から特に興味を持ち始めた三池炭鉱専用鉄道の研究においては、後世にこの鉄道を伝えるために、少しでも役に立てるようにと努めて」いらっしゃいます。(「 」は、HPのプロフィールより引用)HPメニューには『三池炭鉱鉄道研究所』があり、歴史・路線図・車両などのコンテンツが設けらています。中でも、路線図は必見です!(^^)! 路線の新設・廃止などが、年代毎にわかりやすく表示されます。三井三池の専用鉄道は、坑口の変遷を中心として貯炭場・採土場・工場引き込み線などなど・・・変化の多い路線です。この変化に富む路線を、年代別に表示するという優れた路線図がこれです(*^_^*)廃線跡の探訪や、三池鉄道の全容を知るには必須のアイテムです。三池の鉄道以外にも、各地の鉄道や航空機の美しい写真が見ものですよ。
③ 大牟田の近代化遺産
大牟田の近代化遺産を知るには、山田元樹さん(大牟田市在住)によるこのHPをご覧下さい。平成11年から順次UPされた貴重な報告が、坑口をメインとして分かりやすく分類されています。それぞれのメニューをクリックしていくと・・・現在の様子はもとより、貴重な昔の写真や航空写真の画像、更には各建物の内部や機械・設備などの詳細な写真と解説を見ることができます。おまけに新聞記事のスクラップまでもあり、このHPを見ればあなたも大牟田の近代化遺産については一端の専門家になれます(^_^)vわが炭鉱電車(三池炭鉱専用鉄道)についても、ももちろん解説があります。ここでしか見れない貴重なものとしては、『三池炭鉱専用鉄道運転信号保安規程』なる冊子の一部があります。また、橋梁やガードの紹介・かつて三井グリーンランドにて保存されていた蒸気機関車の写真など必見です。個人的には、三池港・宮原坑・電化カーバイト工場にある大正15年の地図がお気に入りです。
④ 異風者からの通信
“異風者(いひゅうもん)”・・・熊本弁で「変わり者」といった意味があるそうですが、決して「変わり者」なんかではありません。このHPの管理人である前川俊行さんは、現在滋賀県に住んでおられます。「昭和27年 熊本県荒尾市にあった三井鉱山緑ヶ丘若葉社宅で生まれ育ち、父は三池闘争の結果三池炭鉱をクビになり、一家で三池を去る」といった経験をされ、今も「三池に生きた父や母たちが私たちに語り残したかったこと」は何だったのかを探し求め、このHPが日々更新されています。(「 」内は、HPの初めにより引用)かく言う私は、祖父を1963年11月9日の三川坑炭塵爆発で亡くしています。職場では、一組合員としての活動もしていますが、その原点にあるのは、やはり三池労組の活動であったり荒木栄の労働歌です。実際の三池争議や三川坑炭塵爆発の記憶はほとんどない私ですが、襟を正してこれらの歴史と向き合うことが必要だと思っています。
⑤ 大牟田・荒尾 炭鉱のまちファンクラブ
「大牟田・荒尾 炭鉱のまちファンクラブ」は、「異風者からの通信」の前川さんがいわば生みの親といえる存在です。(詳しくは、ファンクラブの活動状況のコーナーをご覧下さい)“このまちへの思いや、懐かしい風景を大切にしよう”“まちをまるごと博物館にしよう”を目的に、2001(平成13)年に“まちを愛する仲間”が集まり立ち上がってできた市民主体のNPO組織です。(結成説明会のパンフより引用 - 現在の会員数は97名)その活動の趣旨通り、現在に至まで大牟田・荒尾の産業遺跡の保存活動の中心的な役割を担ってこられました。また、活動の理念としてのキーワード「世間遺産」(=「伝承遺産」の具体的な姿)を掲げる「九州伝承遺産ネットワーク」の加盟団体でもあります。さらに、荒尾市の施設である万田炭鉱館の管理・運営を平成18年度より3年間任されいます。このHPには、このようなクラブの活動報告はもちろんですが、詳細なる三池炭鉱関係の資料館があり必見です。なお、リンク先のブログでは、最新情報がえられます。