炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: 新みいけ時報


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    ◆ユネスコ世界遺産登録記念シンポジウム+Tanto tantoウォーク   

         NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ主催

        「明治日本の産業革命遺産 製鉄、鉄鋼、造船、石炭産業」
  地域の産業遺産の価値をあらためて考える ~外から内へ 、内から外へ ~



①日時:2015(平成27)718() 13:3017:30 定員:50
②場所:大牟田市中央地区公民館 (宮原坑までのウォーク付き)
③参加費:ウォーク100(保険代等)+バス190(三池工業高校-市立病院)
     シンポジウムは無料
④申し込み:不要(当日受付)


※ウォークのみ、シンポのみの参加可能。
※世界遺産登録記念特典として、三池炭鉱のレンガ、三池山、有明海をイメージしたファンクラブオリジナルの「香りのサシェ」が参加者に無料配布されます。




◆日程


第一部:ウォーク(13:3015:10)
13:30 中央地区公民館集合・ウォーク出発~宮原坑~三池工業高校外壁(旧三池集治監)~乗合バスにて大牟田市立病院(総合病院)へ~隣接の大牟田中央地区公民館着(15:10頃着、西鉄バス代¥190各自支払)


第二部:シンポジウム(パネルディスカッション・自由討論、15:3017:30)
論点整理:地域外の視点および地域内外の視点、産業史的魅力、地域活動実践者からのコメント、フロアを交えた自由討論




◆詳細は、以下の「大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ」ブログまたはHPをご覧下さい。



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       も う 一 度 見 た い 1 0 0 年 前 の 大 牟 田  ■

 
本日(12/23)から、宮部の森美術館にて “100年の技術と大牟田・三池炭鉱 ~北島コレクションとアンディ・オニール写真展” がはじまりました
 
早速お出かけしてきました~大牟田は、宮部の森美術館へ(^_-)
現在はカナダ在住のアンディ・オニール氏のレトロな30枚の写真と、北島洋氏による大牟田&三池炭鉱の一大絵葉書コレクションから選び抜かれた120枚の絵葉書のコラボ展示会です
 
初日の今日は、宮部の森美術館そばに保存されている大牟田市内電車204号も同時公開されました
あわせてここにご報告いたします(*^_^*)
 
展示会は、28日(日)まで開催されていますの、まだの方はぜひお越し下さい
100年前の大牟田・三池炭鉱にタイムスリップしてみませんか
 
 
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▲宮部の森美術館 (写真右手)  左手にはお洒落なカフェもあります~ 大力茶屋の裏手にあります


 
 
 
 
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▲美術館の1Fの様子です~ 奥のスペースが北島コレクションのコーナーでございます


 
 
 
 
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▲貴重な絵葉書の数々をつぶさに見ることができます~ 拡大鏡もありますので、じっくりご覧あれ


 
 
 
 
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▲2Fスペースには、アンディ・オニール氏の素晴らしい写真が飾られいます~ 写真は購入可能です

 
 
 
 
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▲アンディ・オニール氏の特製 2015年卓上カレンダーも販売されいます~ ちなみに2000円なり

 
 
 
 
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              ▲こちらは大牟田市電として活躍した204号でございます

 
 
 
 
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▲かつてはこのようなスタイルで大牟田市内を走っていました 車体中央のドア&屋根のポールに注目

 
 
 
 
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              ▲一週間という短い期間限定の展示会です~ ぜひお越しを

 
 
 
 
 
 
omake(^O^)
 
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 ▲12/23日(火) 本日の炭鉱電車なり・・・ 旭町1号踏切を通過する18号電車 

 

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ともだちや  
  
   撮影日:2014年11月 2日
   撮影地:大牟田市 銀座通商店街 

 
 
 
 楽しそうなギャラリーでしょう
先月25日~大牟田は銀座通商店街の空き店舗を利用して、『ともだちや えほんギャラリー』がオープンいたしました
 
どんな絵本ギャラリーかというと・・・
 
 
1F 絵本の原画展
大牟田出身の絵本作家、内田麟太郎の絵本の原画展があります。『ともだちや』『ありがとうともだち』『あしたもともだち』(絵:降矢ななさん)、 『おばけのきもだめし』『かっぱのこいのぼり』『十二支のおはなし』(絵:山本孝さん)の原画が入れ替わり展示されます。また、懐かしい大牟田にあえる原画・絵本の展示、内田さんの『ともだちや』シリーズのキツネさんもの展示もあります。
 
2F 絵本の原画展
500冊あまりの絵本があるお遊びの部屋、フォトフレーム作りなどのワークショップ、絵本の読み聞かせ会などのイベントがあります。
 
▼詳細は以下のHPをご覧下さいませ↓↓↓
 
 
 
 
ところでこのえほんギャラリー~
「大牟田市まちづくり基金事業費補助金認定」をうけての“実証実験事業”でございます。よって、期間限定のギャラリーでして、開催期間は12月25日(木)までとなっておりまする。(期間中の開催日は、月・金・土・日となっていますのでご注意を)
大牟田商工会議所が申請していた「空き店舗を利用したまちの魅力向上のための『まちなか絵本ギャラリー』実証実験事業」が先の補助金の認定をされ、このような形で銀座通商店街の空き店舗(旧メガネのルック)にて開催されているという経緯があります。
まあ、ややこしいお話はこれくらいにして、さっそくぎゃらりーの様子を少しだけご紹介しましょう
 
 
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▲ 正面からお店内をのぞくとこのような感じです~ 2Fには行ってません(*_*)  

 
 
 
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▲ 『ともだちや』の原画展の様子~ 1Fの入口からすぐの右側の壁面を使って開催中

 
 
 
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▲ 内田麟太郎さんの『ともだちや』シリーズのキツネさんが、入口左手にいますよー

 
 
 
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 ▲ 入口の外には、な楽しいディスプレーもありますよ

 
 
 
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▲ 子ども連れだけではなく、絵本の好きな方々や癒しを求める大人の方々にもお勧め~

 
 
 
街中に人を呼び戻すにはどうしたらいいか
様々なアイデアを出し合うながら、商店街の活性化につながれば素敵ですね(^O^)
 
期間・期日限定の開催ですので、興味がおありの方はお見逃しなく
 
 
 
◆参考HPなどはこちら↓↓↓
①内田麟倫太郎さん オフィシャルHP
②大牟田商工会議所HP
③大牟田市まちづくり基金事業
 
 

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            ▲ 「明治日本の産業革命遺産」のデザイン缶ビール

 
 
 
今月の9日から、このようなデザインの缶ビールが発売されておりますが、皆様ご存じでしょうか~(*^_^*)
 
発売されててすぐに、ビール好き(毎日の晩酌は必ずキリンビール~ただし発泡酒の淡麗(^_-)の管理人・・・早速購入して、コレクションに一缶保存いたしました
 
ところで・・・皆さん、イラストには何が描かれているかお分かりでしょうか(?_?)
イラスト部分の拡大写真を、以下に載せておきましょうね
 
 
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真ん中にそびえ立っているのは、このブログでも近頃紹介しました三菱長崎造船所のハンマーヘッドクレーンでございます(^_-)
 
▼詳しくは、当ブログのこちらのページをご覧下さいませ↓↓↓
 
 
その左手にあるのは、1901(明治34)年に官営八幡製鉄所として創業した当時の東田第一高炉ですね。(現存しておりませぬ・・・歴史の教科書に載ってるかな~)
問題は、右手の丸い歯車みたいなやつです(?_?)
 
みなさん、この丸い歯車みたいなやつ?何だかお分かりでしょうか
(お分かりの方は、かなりの「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」通でございます)
 
答えは・・・
 
 
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これでもお分かりいただけないかも(?_?)
 
そうです~三池港閘門のスルースゲートでございます
スルースゲートがお分かりにならない
その方は、当ブログのこちらのページへ・・・(ちょっと難しいかもですけど)
 
▼三池築港百話 第四十一話  『閘門築造その3  閘門通過の船は1万トン級にすべし』 
 
 
最初この缶ビールのデザインを見たときに、私でさえもこの丸いのが何かすぐには分かりませんでした
やっぱり、真ん中のハンマーヘッドクレーンにまず目が行って、次に東田高炉、最後に何だかよく分からん丸い歯車みたいなやつ
 
この缶ビール発売のニュースを聞いて以来、管理人の頭の中には・・・
万田坑か宮原坑の竪坑櫓が図案化されているもの~ と思いこんでました
ところがご覧の様な図案でして・・・
 
稼働遺産の3カ所を図案化したということでいいのでしょうかね~
まあ、どうでもいいか~美味しくビールが飲めれば
 
いや、どうでもよくない(?_?)
 
 
ちなみに、もちろんスチール缶ですぞ

 
 
 
 
◆この缶ビールの詳しいことについては以下の通りです。
 
(1)デザイン缶の1本の売り上げにつき1円が、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界遺産登録に向けた取組を応援するために寄付されます。寄付金は、同遺産群の世界遺産登録を支援する活動を行っている一般社団法人産業遺産国民会議において受け入れ、資産の保全や管理、PR活動などに役立てられます。
 
(2)販売期間は9月9日(火曜日)から約1ヵ月で、九州・山口地区の量販店で販売されます。県内では、スーパーやコンビニエンスストア等で取り扱われる予定です。
 
(3)このデザイン缶は、通常のアルミ缶ではなく、同遺産群の構成資産の一つである「新日鐵住金八幡製鉄所(北九州市)」製の素材を使ったスチール缶です。また、ビールの原料に福岡県・佐賀県産の二条大麦を使用し、キリンビール福岡工場で生産、佐賀県の大和製缶で製缶というメイドイン九州の商品となっています。
 
◆You Tube でもどうぞ~




 新しいデザイン缶が発売されましたよ~ 7/17UP
  この企画は、世界遺産に確定する以前だったようですよ(^_-)
  3つの遺産デザインは同じですな・・・

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▲炭鉱電車のランタン登場  第53回おおむた港まつり 7/19、20にて~ 

 
 
 第53回おおむた港まつりにて、われらが炭鉱電車がランタンとなって登場(*^_^*)
早速、その展示を拝見しにいってきました~
 
車体はベニヤ板と和紙で作られているそうですが、いやー良くできてますね
実物の2.5分の1サイズで作られているとのことで、車体はもちろんのこと足回りなどもよく作り込まれています
 
ランタンですので、本当は夜にも見物したかったのですが~残念ながら管理人は夕方、少しだけのお目通しでございました
 
それにしても、足回りにパンタグラフがよく作り込まれていて感心しました
残念ながら、お祭りは昨日で終了しましたが、11月の近代化遺産の公開日などでまたお目にかかることができると思います。ご覧になれなかった皆様は、またの機会をお楽しみに
 
本当は、夜のとばりの中で見たかった“炭鉱電車ランタン”でした・・・
 
 
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▲真横から見た炭鉱電車のランタン~ 良くできてるでしょう(^O^)  1号電車をモデルにしています

 
 
 
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▲近寄って、もっとこまかく見てみようかな~ ボンネットのリベットや手すりも本物みたいです

 
 
 
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           ▲ボンネットの曲線の表現には苦労の跡が~ 手すりもようでけとる

 
 
 
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▲足回りにもこだわって、よく作り込まれているでしょう  SIEMENSの表記も誇らしげです

 
 
 
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▲近寄ってみると~ 三井の社紋もご覧のようにベニヤ板製でございます

 
 
 
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▲まつり会場の雰囲気もいれて撮影~ いままで作成されてきた宮原坑や税関なども展示されています

 
 
 
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▲ステージに見入る観客とともに~ 炭鉱電車ランタンは、すっかり会場になじんでおりました

 
 
 
 
 
☆参考HPなど~
①港まつりHP http://www.minato-matsuri.com/
②読売新聞記事
 
 
   
 
 
 

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▲小冊子の紹介 『三池炭鉱の歴史と技術 ~大牟田市石炭産業科学館ガイドブック~

 
 
最近発刊された、大牟田の鉄道と近代化遺産を巡る小冊子を紹介しましょう(^_-)
 
このような小冊子の発刊を待ち望んでいました
『三池炭鉱の歴史と技術』と題されたA5版のコンパクトなこの冊子~
副題として、「大牟田市石炭産業科学館ガイドブック」とあるように、基本的には大牟田市石炭産業科学館の展示内容を小冊子にまとめた内容となっています
 
はじめに~には以下のような説明が記載されています
 
 かつて日本一を誇っていた三池炭鉱については、これまで各種様々な冊子やパンフレットが発行されてきましたが、多くの方々から「その歴史と技術についてコンパクトにまとめた冊子が欲しい」と以前から要望されていました。
 この度、開館20年を迎えようとし、また三池炭鉱を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産登録に向けた取り組みを加速している時期を捉え、大牟田市石炭産業科学館の常設展示図録を発行することにいたしました。
 ご活用いただければ幸いに存じます。
                                     平成26年3月 大牟田市石炭産業科学館

 
ということで、これまで大牟田市石炭産業科学館にはなかった常設展示図録ができました(*^_^*)
編集は、“NPO法人 大牟田・荒尾 鉱のまちファンクラブ”が担当したもので、一部管理人も担当させていただきました
担当させていただいた内容は~もちろん鉄道関係でございます
 
実はこの冊子、「大牟田市石炭産業科学館ガイドブック」となっていますが、三池炭鉱の関する基本解説、常設展示の内容紹介以外にコラム欄が設けられています。その内容は、①炭鉱の暮らし ②三池炭鉱の鉄道 ③炭鉱設備の変遷 ④切羽設備の変遷 となっていていて、これが結構面白い(手前味噌ですが(^_-) 
 
そこで~コラム「三池炭鉱の鉄道」の目玉は何と言ってもコレでしょう
 
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ともに、大牟田市石炭産業科学館所蔵のSLの写真ですが、“松風”号は『筑後の近代化遺産』弦書房発行2011年 にも掲載させていただきましたが、“1号機関車”の写真は冊子としては本邦初公開でしょう
この“1号機関車”の写真は大変貴重なものです。この機関車の簡単な解説は、この冊子を手に取っていただくか、当ブログ内の以下の記事をご覧下さいませm(_ _)m
 
ちなみに、趣味界では知る人ぞ知る『機関車の系譜図1』にも、“1号機関車”の写真は掲載されていません。ただし、同型機の写真は2枚掲載されていますけど~
写真の解説には、以下のような記載があります
 
釜石鉄道のシャープ(1878年)
釜石鉄道廃止後は、三井鉱山三池と阪堺鉄道に移る。阪堺では、〈和歌〉〈芳野〉と命名された。

 
“1号機関車”は、官営釜石鉱山向けに、時の政府が購入した3両の英国シャープステワート会社製蒸気機関車の内の1両なわけです。
“1号機関車”には愛称はつけられていませんが、当時の機関車には風流な名前を付けたもんですね
三池の“松風”号の僚機にも“村雨”という名前が付けられていました(~o~)
 
ところで、この“1号機関車”~三池炭鉱では「社宝」と呼ばれていて、たいそう大切にされていたようです。また、改軌された以外に、三池に来てからは種々の改造が施されています。その一部を紹介すると・・・・
 ①銅板製であった火室を鋼板製に取替
 ②木製だったキャブを鉄板製に改良
 ③手動制動機を蒸気制動機に改良
 
それにしても、「社宝」と呼ばれるほどの機関車ならば、ぜひとも現代まで保存して欲しかった
三池炭鉱の蒸気機関車が一両も現存していないことは、非常に残念なことのことの一つであります
★“1号機関車”に関する詳細は、先に紹介した当ブログ内の記事で
 
 
さて、最後にこの冊子はどのようにして手にはいるのか?
な、なんと~今なら無料でいただけます(^o^)
配布場所は、大牟田市石炭産業科学館と大牟田市観光プラザです。
部数には限りがありますので、残がなくなれば終わりです。興味がおありの方は、ぜひ手にとってご覧下さいませ!(^^)!
 

 
 
 
 
 

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▲小冊子の紹介 ~週刊私鉄全駅・全車両基地 NO.16 西日本鉄道&グラフふくおか

 
 
最近発刊された、大牟田の鉄道と近代化遺産を巡る小冊子を紹介しましょう(^_-)
 
一冊目は、朝日新聞出版『週刊 私鉄全駅・全車両基地』のNO.16 西日本鉄道でございます
題名の通り、西鉄の全駅・全車両基地を紹介するものですが、「ぶらり鉄さんぽ」のコーナーに~貝塚・天神大牟田線の保存車両と近代化遺産を巡る~といった記事があります
もちろんこの記事中に大牟田の情報・・・“炭鉱電車”と“大牟田市内線”が登場(^O^)
大牟田のグルメも紹介しながら、新栄町起点のプチ散策記事でございます
 
たまたま出版社から要望があって、往時の宮内駅を切り取ったシーンを提供いたしました(*^_^*) 最近は近代化遺産や鉄道への関心が高まっているのか、時々昔の通勤列車の写真に関する問い合わせを受けることがあります。旧三池炭鉱専用鉄道の鉄道敷跡が史跡に指定されたこともあり、ますますわが鉄道に関心が集まるかもしれませんね
 
 
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           ▲炭鉱電車とともに、大牟田市内線で活躍した204号が載ってます

 
 
 
2冊めは、福岡県が発行している『グラフ ふくおか』 2014年春号(季刊)です
これは、福岡県の県民情報広報課が発行しているもので、無料にて県内各所に配布されている冊子です(^_-)
 
今回の特集記事が、「明治日本の近代化遺産 九州・山口と関連地域」ということで、世界遺産登録を目指す福岡県内の情報を提供する内容ですね
官営八幡製鉄所と並んで、三池炭鉱の関連遺産が紹介されています~
専用鉄道敷跡の解説もありますし、三池港に関しては現在の様子を中心に大きく取り上げられています
 
 
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 ▲世界遺産登録を目指して、登録までの流れなども紹介されてますよ~

 
 
 
ちなみに、『グラフふくおか』は、県内各地の病院、診療所、理・美容院、学校、会社、銀行、農漁協、公民館、図書館、県庁出先機関、市町村などで見ることができます。(個人への配布は行っていません)
 
また、朝日新聞出版『週刊 私鉄全駅・全車両基地』NO.16 西日本鉄道は、3/27に発行されたばかりで、定価は590円(税込)となっています。興味がおありの方は手にとってご覧になってはいかがでしょうか
 
 
 
◆ 『グラフふくおか』P8の「協働のススメ」コーナーには、大牟田・荒尾の“三池炭鉱掘り出し隊”の紹介記事も掲載されいます!(^^)! こちらも是非ご覧下さいね

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▲大牟田松屋の屋上   解体を前にして・・・2007年12月

 
     ◇◆ これは必見!(^^)!  “ありし日の大牟田” ◆◇
 
 三池カルタ・歴史資料館が所蔵している16ミリカラー無声映画・・・
1955(昭和30)年の大牟田の町が甦ります
撮影は、町田写真館の写真家 町田定明さん、編集は松屋社長の宮村勝夫さん。
当時はさぞかし高価であっただろう16ミリカラーフィルムでの撮影
 
これは皆さん必見ですよ
昨年11月、三池カルタ・歴史資料館にて公開され、管理人も見に行きました。その貴重なフィルムが、以下の三池カルタ・歴史資料館ブログで公開されています↓↓↓
 
 
 
実はこのフィルム、2011年に大牟田商工会議所の倉庫で見つかったもので、町田博祐さん(撮影者の息子さん)が再編集されたものです。詳しくは、上記の三池カルタ・歴史資料館ブログをご覧下さいませ。
 

 
 
PS TOPの写真は、解体を待つ大牟田松屋屋上の写真です。この場所に立っただけで、にぎわっていた往時の様子が目の前に広がってきます。あのミュージックサイレンの音が今にも響いてきそう・・・
 

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▲島鉄2号 島原高速船(島原~大牟田航路)   三池港にて 2013.11.3

 
 
12/12(木)付の西日本新聞の九州経済欄によると・・・
 
「島原-三池港航路廃止へ ~島鉄 本年度中にも~」
 島原鉄道(長崎県島原市)は、福岡県大牟田市の三池港と島原市の島原外港を結ぶ航路を廃止する方針を固めた。利用客の減少と燃料高騰で赤字が膨らんだためで、早ければ年度内に運行を取りやめる。 2001年度は約7万4千人が利用したが、12年度は約4万人。10年度から3年連続の赤字で、12年度の赤字額が約2,500万円に上った。   *西日本新聞の記事から引用
 
 
コンテナでは活況を呈している三池港ですが、長い歴史を有する島原への旅客航路が廃止されるのは非常に残念なことです。
島原と三池港を結ぶ旅客航路は、明治時代に始まりますが、戦後は島原観光汽船が長いこと運航していました。雲仙普賢岳の噴火の影響で、1997年3月に休航となってしまいますが、同年8月に島原鉄道が運航を引継いで現在に至っています。
島原鉄道も、雲仙普賢岳の噴火では多大な被害を受けますが、皆さんご存じのように一度は災害を乗り越え、加津佐までの運行を再開しましたが、2008年3月に島原外港以南の路線は廃止されてしまいました。今回の航路廃止も、「鉄道事業存続の為の苦渋の選択」という、島鉄本田社長のコメントが掲載されいます。
 
利用客の減少の原因については、高速道路の割引制度や九州新幹線の鹿児島全通などで、観光や人の動きが変化したことがあげられると思います。今後、関係自治体などとの協議がはじまると思われますが、新聞記事を読むかぎりでは廃止される可能性が高いように思われます。
 
最後に、現在の運行状況をお知らせしておきましょう。
一日5往復、所要時間は50分、片道料金が大人1870円、小人940円です。
詳しくは、以下の島鉄HPをご覧下さい。
 
 
 
 

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▲アーケードが撤去された東新町商店街
  
   撮影日:2013年10月 6日
   撮影地:大牟田市 東新町商店街 

 
 
先月お知らせしていましたように、新町商店街のアーケードが撤去されました。
撤去後の様子を・・・と思い、炭鉱電車の撮影の合間に少しだけ散策(*^_^*)
 
黄色い柵棒があるところが、かつての三作入り口(たばこの看板が白瀧屋)です。
一部に朽ち果ててて危ない家屋がありますので、途中途中に危険の立て看板が設置されています。
 
▼アーケードの撤去工事と、電線共同溝事業の概要はこちらから
 

 
 
 
さて、次々と変化をしているわが故郷大牟田の市街地~
ここで、新しい建物の話題を2つ紹介いたしましょう(^_-)
 
まずは、『えるる』から
とりあえず、写真をお目にかけましょうね。ここがどこだかお分かりでしょうか?
 
 
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信号機に町名がありますが、読めますか?
左奥の白いビルがヒントかな?
 
右側奥も撮っておけばよかったですね~
ここは新栄町です(~o~)
かつてのパチンコ・レマンがあったところ(パチンコ店以前は三西ストア、さらにその前は染料の売店、さらに古くは三池紡績があったところ!(^^)!
 
ご覧のような瀟洒な3階建ての建物が新たに登場しました。
この建物の正式名称は、大牟田市市民活動等多目的交流施設『えるる』でございます。中には、多目的ホールに研修室、音楽室、料理室、和室などがあり、青少年交流事業や子育て支援の交流事業、サークルやボランティア活動などの場としても活用されることになってます。
 
 
▼『えるる』の詳細は大牟田市HPのこちらで
 
 
また、この施設の開館に際して、延命公園にあった『フレンズピア』(旧青年の家)は閉館となりました。
 
▼『フレンズピア』閉館の西日本新聞記事はこちら
 

 
 
 
 
二つめの建物の話題は・・・
これもまずは写真をご覧下さいませm(_ _)m
 
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さて、これはいったい何の建物で、場所はどこでしょう?
現在大牟田在住の方はお分かりですよね(^_^)v
 
そうです、新しい福岡銀行大牟田支店の建物でございますよー
場所は、国道208号線沿いの有明町1-2-11です。
大牟田駅から見たら、市役所のちょっと先ですね(^_-)
ここは駐車場でしたが、古くは大牟田市立図書館、さらに古くは三井の三池炭鉱事務所があった場所です。
 
これまた付け加えがありまして、福銀の大牟田支店と五月橋支店は統合されて大牟田支店となります。
 
 
 
▼福岡銀行 新大牟田支店の詳細はこちら
 
 

 
 
 
時代とともに、刻一刻と変化し続けている大牟田市街地でございます。
 

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