炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: わたしの大牟田

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▲休日の三池港夕暮れ時   ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その7◇
   
  撮影地 : 大牟田市  三池港
   撮影日 : 2012. 10.7
 

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その7でございます(*^_^*)
 
今回は、夕暮れの三池港を訪ねました。
 
三池港・・・
幼いときから幾度となく訪れた場所です
 
明治時代に築かれた三池港は、100年以上経った今も現役です。
訪ねたこの日は、北風が結構強い日和で、北突堤では打ち寄せる波に水しぶきが上がっていました↓↓↓
 
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突堤に守られた航路や内港は波静かで、海釣りを楽しむ人々が結構な数いらっしゃいます。最近整備された遊歩道に並んだ釣り客のバイク3台の光景~、何の変哲もありませんが、何となくカメラを向けたくなる風景でした。
 
ここ三池港を訪れる方々は思ったよりも多く、家族連れでやってきて子ども達が砂浜を駆け回り遊び転げる光景がほほえましく思えます。
 
 
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だんだんと日も暮れていく三池港の砂浜・・・
2人の影が長く伸びます。
 
沖には、夕陽を背にした一本の柱が海中に立ってます
 
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夕暮れは、やはりロマンチックですね
カップルや若者達のシルエットが美しいく感じられます。
 
堤防に肩寄せて二人座り、夕暮れの有明海を眺めるもよし
細い堤防の上によじ登り、携帯をかざして写真を撮るもよし
 
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近くには、こんな光景も広がる三池港・・・
ロマンと歴史、現役港としての機能美と、様々な姿を見せてくれます(*^_^*)
 
三池港~ 私は大好きです
 
 
 
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(つづく)

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▲宮浦に憩う “炭鉱電車”   ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その8
   
  撮影地 : 大牟田市東宮浦町
   撮影日 : 2012. 10.8
 

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その8でございます(*^_^*)
 
今回は、満を持して “炭鉱電車” が登場
 
大牟田市民は、三池鉄道で走っている機関車や列車のことを、昔から親しみを込めて“炭鉱電車”と呼んできました。
 
見てください~
2両並んだ“炭鉱電車”の勇姿を
 
そもそも鉄道好きの私にとっては堪らない風景ですが、この電車達(大牟田では、これらの機関車は、先にも述べたようにあくまでも「電車」なのであります(*^_^*)実は小さい方の11号機は大正、そして手前の大きい18号機は昭和の戦前生まれという年代物であります。日本国中見渡しても、この様なレトロな「電車」が貨車を引いて毎日街中を走っているような場所はありませぬ
 
 
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炭鉱が閉山した後も、線路こそ短くなりましたがどっこい生きてる“炭鉱電車”
 
旭町には、国道208号を横切る踏切があて、毎朝手動で遮断機が下ろされます。
これまた、何ともレトロでしょ(*^_^*)
 
 
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大牟田の朝に鳴り響く、“炭鉱電車”の警笛の音もまたレトロです。
この音を耳にすると、石炭を満載した貨車が走っていた時代を思い出します
 
かつての「大牟田松屋」のミュージックサイレンも懐かしい音でしたが、今だ現役の“炭鉱電車”・・・・今も昔と変わらない音を大牟田の街に響かせています。
 
大牟田を訪ねたときは、ぜひ一度は目にしたい“炭鉱電車”です。
 
 
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宮浦の工場に行くと、さっきの小さな「電車」がせっせとタンクコンテナを化学工場に運んでいますよ(~o~)
 
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(つづく)

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▲大牟田の可愛いクッキー  ◇HAKKO クッキー社◇
  

 
HAKKO クッキー社
 
HAKKO・・・発行、発効、発行、発酵、薄幸・・・(?_?)
 
HAKKO(はっこう)と聞いて、あなたは何を思う
 
HAKKO・・・白光  正解でございます!(^^)!
 
HAKKO クッキー社
 
縁あって、今宵クッキーをいただきました
 
 
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なかなか可愛いクッキーでしょ(^_^)v
 
HAKKO クッキー社
 
え? 聞いたことない・・・
 


白光中に『クッキー社』
 
 石炭にちなんだ真っ黒なクッキーを開発した大牟田市の白光中学校の女子生徒たちが、「HAKKO クッキー社」を立ち上げた。生徒が運営するボランティア組織で、クッキーの販売や新商品の開発が主な活動だ。会社組織をまねて、生徒は社員を名乗り、役員会も資本金もある・・・
 
                    ▲2012年(平成24年)5月12日(土) 西日本新聞 朝刊より引用


 
と言うことで~「HAKKO クッキー社」は、大牟田市立白光中学校が展開する“会社もどき”でございます(^_^)v
 
以前から、このクッキーの存在は知っていましたが、実際に目にして口にしたのは初めてでした。
大牟田の中学生がデザインしたこのクッキー~
見た目も可愛いですが、お味と食感はプロの味でございます
 
実は、中学校のクッキー社と言うことで、生徒さん達が実際に作っているのかと思いましたが、パッケージをよく見ると↓↓↓
 
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製造者は、IwayaNさんなのですね(^O^)
但し書きにあるように、このクッキーは「白光中の生徒さんが考えた」クッキーで、販売者が「大牟田市立白光中学校」なのであります
 
▼本社の様子はこちら↓↓↓
 
 
もう少しアップで、5つのクッキーをご覧に入れましょうか↓↓↓
 
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ところで、え~
 
聞くのを忘れてしまった~クッキーの値段・・・・・
 
ちなみに、売上金は東日本大震災の義援金などに活用しているとのことですよ
最後に、この「HAKKO クッキー」・・・・・
 
いつでも、どこでもは買えないらしい(>_<)
今度購入できるチャンスは、新栄町の十日市かな・・・
それか、秋の二十日おもしか市だっけ~
(どなたかご存じの方、教えて下さい)
 
大牟田発の、レアで可愛らしく、美味なクッキー、皆さんいかがですか?
 
 
 
▼十日市の案内はこちら↓↓↓
 
▼秋の二十日おもしか市↓↓↓
 

 
 
(大牟田の話題はづづく・・・)
 

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▲大牟田市保管の “炭鉱電車”   ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その9
   
  撮影地 : 大牟田市合成町
  撮影日 : 2012. 11.3
 
 

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その9でございます(*^_^*)
 
今回ご紹介するのは、前々回に引き続きまして “炭鉱電車” でございます
 
ご紹介する “炭鉱電車” さん達・・・
実は、年に一度しかお目にかかることができませぬ
私目は、年に一度のこの日を首を長~くして毎年待つ身でござんす。
 
この年に一度のご対面の日が、今年もやってきました!(^^)!
11/3 文化の日に毎年行われる、「大牟田市近代化遺産一斉公開日」でございます。
今年も愛しの “炭鉱電車” さん達にいそいそと会いに出かけました
 
どんな「電車」かって?
それは、TOPの写真にあるような「電車」(電気機関車)でございます。
簡単に、この日公開された4両の「電車」を年代順に紹介しましょう(~o~)
 
まずはこちら
 
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▲この電車、あだ名は「ガメ電車」。かつて三池港で活躍していました。なんと1910(明治43)年のアメリカ製でござんすよ。えー、御年102歳のご高齢・・・(残念ながらすでに動けません) ところで、どこから運転席に入ると思います?
 
ここですよ
 
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おわかりですかね~(?_?)
先の写真の運転席を、写真左側上部から撮影したものですが、ここですよここ
そうです、窓?から運転席に忍び込みます
 
おっと、なぜあだ名が「ガメ電車」なのかって~?
それは、形状( ガメ ⇒ カメ・亀 )もありますが、その運転速度がのろいからでございます。
これって、実はものすごいお宝なのでございますよ(^O^)
こんなの、日本国中探してもどこにも存在しません
 

 
 
 
つぎはこちら
 
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▲NO.1の番号を身につけたこの「電車」~、これまた外国製の機関車です。生まれは、1911(明治44)年、ドイツ製でござんす(*^_^*) この「電車」は、三池炭鉱専用鉄道の本線で炭車を牽引していました。実は、同じ型の「電車」が4両輸入されたんです。これは、その内の1両です。残念ながら、あちこち改造や機器の更新がなされていて、輸入当時の原型ではございませぬ(>_<)
皆さん、なかなか端正な横顔で、可愛いやつだと思いませんか。
 


 
 
 
さらにお次の「電車」は・・・ あれれ~NO.1と同じかな? 
 
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▲NO.5の番号を身につけた「電車」。NO.1の「電車」とうりふたつ(^_^)v
実は、ドイツ製機関車をまねて日本で製作した、いわば「コピー電車」でございます。
コピーにしては、とても良くできているでしょ(^_-) ちなみにこの「電車」、1915(大正5)年生まれでございます。
写真を見てお分かりの様に、4両の「電車」さん達はテントがお住まいなんですよ。年に一度、11/3の日だけはこの様にテントが開けらるのです。
 

 
 
 
最後に登場する「電車」はこれです
 
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▲NO.17の番号を身につけた「電車」で、4両の中では最も新しくそして大きな「電車」でございます。生まれは1936(昭和11)年、戦前生まれで、物資が不足していた時代に生まれた機能重視の「電車」ですね。その凸型の大きな車体からは力強さが感じられ、見るものを圧倒します。いかめしい「電車」ですが、石炭満載の炭車を沢山牽引してきた強者です
 


 
 
また来年の11/3に会いに来てね~
それまで待っているよ~
大牟田の合成町で~
 
(何だか、どこかで聞いたような文句~ ○○ホームズ~)
 
これらの「電車」に会いたい方がおられましたら、来年の11/3にぜひ大牟田をお訪ね下さいませm(_ _)m
 
 
▼当ブログ内 “炭鉱電車” 参考ページ
①いまだ現役 “炭鉱電車” ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その8◇
②三池炭鉱専用鉄道 15tB 5号機 概要
炭鉱電車◇特別公開 ~2010.11.3 ① 15tB 5号機 ガメ電車~
炭鉱電車◇特別公開 ~2010.11.3 ③ 45tBB 17号機~
 
 

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▲光のシャワー 列車の来ることがない夜の踏切   ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その10
      
    撮影地 : 大牟田市
  撮影日 : 2012.  10.7 

 
 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その10でございます(*^_^*)
 
列車の来ることのない夜の踏切・・・
煌々と、踏切を照らすライトから光のシャワーが降りそそぎます
 
光のシャワーを浴び、夜のとばりから一つ一つ浮かび上がってくる踏切アイテム・・・
警報機、転轍機、バラスト、入換信号機、古レール柵、そして線路
 
どれもが闇の底から浮かび上がり、一つ一つが物語はじめる・・・
 
 
そんな、列車の来ることのない夜の踏切を、いくつか写真で切り取ってみました。
それでは、光のシャワー浴びる夜の踏切に皆さんをご案内いたしましょう
 
 

 
 
 
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▲古レール柵

 
 
 
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▲にじむ油

 
 
 
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▲黄色い転轍機

 
 
 
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▲バラスト

 
 
 
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▲入換信号機 

 
 
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▲くも

 
 
 
 
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▲化学工場

 
 
 
 
カメラお散歩は、まだまだつづく

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▲宮原坑 二題  ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その11◇  
   
  撮影地 : 大牟田市 旧宮原坑跡
  撮影日 : 2012.  10.8 

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その11でございます(*^_^*)
 
今回は、まさしくカメラお散歩~
解説不要の宮原坑の風景二題
 
それでは、早速宮原坑二題をとくとご覧あれm(_ _)m
 
 
 
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▲朝  立坑櫓

 
 
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▲朝  巻揚機室

 
 
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           ▲朝 旧宮原坑跡  

 
 
 
 
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▲夕  立坑櫓1

 
 
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▲夕  シルエット

 
 
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           ▲夕  立坑櫓2

 
 
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▲夕  日没
 
 
(つづく)
 

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 ▲ベニヤの“紅ちゃん”の妹“みどりちゃん” 
  
  撮影地 : 大牟田市本町  新銀座東商店街
  撮影日 : 2012. 12.8
 

 
大牟田での会議終了後の夕方~
久々に、ベニヤの“紅ちゃん”にご挨拶しようかなと新銀座東商店街へGO(^o^)
あれ~
 
ベニヤに“紅ちゃん”の姿はなく、見慣れぬ子が・・・
昔からいたっけな~この子
そういえば、昔見たような気がしないでもないようなあるような(?_?)
 
この子は“紅ちゃん”の妹に違いない
そこでっと、勝手に“みどりちゃん”と命名いたします(^_-)
 
緑色の和服が目につきましたので、「紅」と「緑」がよろしいかと思いまして~
ただし平仮名の“みどりちゃん”ということで
 
夕方の商店街での撮影でしたので、すこし暗く写っちゃいましたね。
今度会ったときは、もっと可愛く美人ちゃんに撮ってあげますね(^_^)v
 
それでは、この日の新銀座商店街の様子をどうぞm(_ _)m
 

 
 
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▲ベニヤさんの店先

 
 
 
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        ▲夕暮れ時の新銀座東商店街

 
 
▼ベニヤさん関連記事はこちら↓↓↓
 
 
 
 

◆閉店前の田中ふとん店
 
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  ▲TRAD 「地の底のヤマ夜ツアー」  ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その13◇  
   
  撮影地 : 大牟田市 
  撮影日 : 2013. 2.2 
 

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その13でございます(*^_^*)
 
今回のお散歩は~
大人の夜の街角お散歩でーす
題して「地の底のヤマ夜ツアー」
2/2(土)18:00~、大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ主催の夜ツアーに喜び勇んで参加 (募集定員最大10名のところ、参加者4名なり)
要は、西村健さんの小説『地の底のヤマ』に登場しているお店を、実際に巡って夜の大牟田を味合うといった趣向でございます。
 
▼西村健さんの小説『地の底のヤマ』に関してはこちら↓↓↓
 
 
 
小説では、大牟田のお店約30軒あまりが実名で出てきます。
一部架空のお店やすでに閉店してしまったお店もありますが、そのほとんどは今も営業中のお店でございます。小説に登場する数あるお店の中から、今回のツアーのスタート店にご指名されたのは・・・やきとり“元禄”です。
この焼き鳥屋さん~、以前に当書庫にて紹介済みでございますが、少し付け加えてお店の説明をしておこうかな。
 
お店に入ると、注文しなくても焼き鳥、キュウリ、ウズラの卵などが出てきます。短い串刺しの焼き鳥は皮と砂ずりの2種類のみで一口サイズ秘伝のタレを絡め、練炭で丁寧に焼かれたもので一本10円なり。小説では、主人公の幼なじみである白川が飲みつぶれていた焼き鳥屋でございます。かつては、多くの炭鉱マンで賑わっていたとか。ちなみに、先代の頃の焼き鳥は15円だったそうです。最後は、店主お勧めの湯豆腐でしめ~。払うのはお酒代だけって感じですね。飲んべえにとっては応えられぬお店でございます
 
▼やきとり“元禄”はこちら↓↓↓
 
 
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 ▲やきとり“元禄”の10円焼き鳥と太いきゅうり&うずらの卵

 
 
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 ▲昭和の時代が今に息づく店内の様子・・・

 
 
 
さて、ほろ酔い加減になったところで、ファンクラブ特製の『地の底のヤマに登場するお店マップ』を片手に、小説に登場したお店を探索しながら、しばし夜の大牟田街角ほろ酔いお散歩
 
大牟田の街角~、土曜日とあって思っていたより多くの人通りがあって管理人はビックリ(@_@)
昼間の閑散とした街中の様子からは想像できません。
それでは、夜の街中散歩の写真を少しばかりどうぞ
 
 
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            ▲減った人口の割には、大牟田飲み屋街のネオンは花盛り


 
 
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            ▲主人公が妻と食事をしたラーメン屋 “まるせん本店”


 
 
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                ▲白川行きつけのスタンドバー “セルパン”


 
 
本当は、次々に現れる小説に登場するお店に入って一杯やりたいところですが・・・
そこは、胃袋と先立つものが持ちまっしぇーん
途中、喫茶“はら”(ここは小説には登場しませぬ)にてコーヒーブレイクをして、次なるお店の開店時間を待ちます(^_-)
本日のツアーの終店は~8時過ぎ頃にならないと開きません。
 
今宵の締めは、主人公猿渡鉄男が白川に呼ばれて出かけていった大牟田川沿いのバー“トラッド”
まずは、店内の様子をご覧あれ
 
 
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  ▲“TRAD” のバーカウンター正面
 
居並ぶボトルをご覧になれば、どのようなバーかお分かりでしょう
 
WILD TURKEY
HEAVEN HILL
Maker's Mark
John Hamilton
 
そうです、バーボン専門のお店です。
“TRAD”にはバーボンしか置いていません。マスターによると、かつては120くらいの銘柄をそろえていて、バーボンではその名を馳せたお店だったとか。現在では、常時20種ほどしかないそうですが、店内のカウンターには様々なバーボンのボトルが並んでいて壮観です
 
店内はまさしくレトロで、昭和の時代を感じさせるグッズが沢山。レコードにミニカー、デジタル放送になって見ることができなくなった時代物のテレビなどなど~。所狭しと色んなものが飾られていて、見ていて飽きることはありません。
小説中の文章に言わせると・・・
 


装飾は洋風だが、置いてあるものが面白い。ブリキの玩具やメンコなど、昔なつかしい品がそこここに並べてあるのだ。子供の頃の玩具箱を引っ繰り返したような趣だった。テレビは四本足脚のついた、今ではまず見ない型。レコードプレーヤーの上ではドーナツ盤が回っていた。                                                                                         ~西村健『地の底のヤマ』P312より~


 
この店内で、地の底のヤマ夜ツアー客の4人はバーボンをそれぞれの好みで味わったのだった
(管理人は水割りでしたが、バーボンはロックかストレートがお勧めかも)
 
いや~、今宵のツアーの最後を飾るお店として、最高のシチュエーションでございました。ちなみに、マスターはあの昭和の名車スバルのマニアで、テレビや雑誌に何度も登場しているらしい!(^^)!
 
 
最後になりました、今回のお散歩ツアー主催者である「大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ」のブログには、小説に登場するお店の一覧が掲載されています。興味がある方は、ぜひブログを覗いてみて下さい。
また、今回試作された『地の底のヤマに登場するお店マップ』の完成版が、近々皆さんのお手元にも届くのではないかと期待しています。
 
 
▼「大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ」ブログはこちら↓↓↓
 
 
 
 
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                ▲“TRAD” に飾られた西村健さんのサイン


 
 
 
 
(つづく)

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▲上官2丁目をさるく  ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その14◇  
 
  撮影地 : 大牟田市上官町 
  撮影日 : 2013. 2 9

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その14でございます(*^_^*)
今回は、上官2丁目界隈をカメラお散歩します。
題して「上官2丁目をさるく」
 
以前から一度はお散歩したいと思っていた上官なのですが、大牟田は甘木山の麓で過ごした管理人にとって、実はあまり馴染みのない街です。
中心市街の大牟田松屋や井筒屋界隈にはしょっちゅう出かけましたが、上官となるとまったくと言っていいほど用がありませんでした。それでも、麒麟書店や平和堂無線のお店は昔から知ってます。また、○○一家の事務所があることで、皆さんご存じかもしれませんね。
 
さて、上官2丁目交差点近くには、今も元気に営業を続けているお店がいくつかあります。本当は、それらのお店を一軒一軒ゆっくりと訪ね歩きたいところですが、今回は通行人程度のお散歩でございます。それぞれのお店の詳しい様子はまたの機会と言うことで、さっそく上官2丁目のお店を散策するといたしましょう(*^_^*)
 

 
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▲上官中央街と名付けられた短いアーケード  

 
 
 
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▲上官中央街の中心店舗 “平和堂無線”  ずいぶんとレトロな店舗です(^_^)v
 
 
 
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▲“平和堂無線”の店先~ 天井のぶら下がり蛍光灯が懐かしいですね!(^^)!  

 
 
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▲“平和堂無線”のお隣は “まるまん食品”~ おこわ弁当に惣菜、からし蓮根が美味しそう 

 
 
 
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▲上官2丁目交差点そばの天ぷら屋さん “中上惣菜”~ これまた食欲をそそるな(~o~)

 
 
 
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▲交差点を上町方面に渡ったとこにある薬局 “武富金龍堂”~ 漢方薬専門かな? 

 
 
 
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▲上官2丁目交差点を行く西鉄バスだよ~ 勝立方面行きのバス・・・

 
 
 
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▲上官にも “まるせん”の支店があるよ~ ここのラーメン食べたことがない・・・

 
 
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▲“お好み焼き げんちゃん”~ 「九州味百選」の看板があるね(^O^)

 
 
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▲“お茶の山口園”です~  ちょうどバス停の前、宇野時計店はすでに閉店してます(*_*)

 
 
 
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         ▲オマケです(^_-) “金時屋”~ ここは上官じゃなくて一浦町かな(^-^)

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▲ショウウインドーの「はかり」  ◇レトロ大牟田カメラお散歩  その15◇  
 
  撮影地 : 大牟田市栄町2丁目
  撮影日 : 2013. 3.16

 
レトロ大牟田カメラお散歩~ その15でございます(*^_^*)
今回は、栄町の踏切にて三池鉄道を撮影した後に思案橋界隈をお散歩~
くだもの屋さんの並びに、面白いショウウインドウーを見つけました
 
ご覧のように「はかり」です(^_^)v
結構な頻度でここ通っているのですが、「はかり」には目がいきませんでした。
ひよっとして、お店が閉まってる時にばかり通っていた(?_?)
 
ということで~ここは「はかり」を商っているお店でございます↓↓↓
 
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▲ハカリの松永さんの店先

 
 
さて、ここからはおなじみの新銀座のアーケード街にご挨拶しましょう
思案橋の袂から、アーケード街を眺めるとこんな感じです↓↓↓
 
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アーケード外側の風景は不規則の凹凸があって、なかなか楽しめます。
思案橋を渡ると、かつての松屋跡地とサンルートのアーケードが正面に見えてきます。写真左手に新銀座アーケードの入り口が見えます。
それにしても、がらーんとした松屋跡地と、立派なサンルートのアーケードが何ともアンバランスな感じですね
 
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▲サンルートのアーケード入り口 ~今ではほとんどの店が閉店しています~

 
 
いつものように、新銀座アーケードをお散歩しましょう(^O^)
ベニヤの“紅ちゃん”は元気かな
 
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▲松屋側からアーケードを眺めます(^_-)

 
 
 
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▲ベニヤさんの“紅ちゃん”・・・元気でした~ いつもの笑顔満開です(^-^)

 
 
 
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▲ベニヤさんの店先 ~アーケード街では、ここだけが賑やかです~

 
 
 
アーケード街の屋根を見上げます
かなりの年代物アーケードです。
屋根のタキロン(採光材の塩化ビニールの波板)が、様々に芸術的に色づいていて、なかなか面白い光景を創り出しています!(^^)!
 
このアーケードに来たら、上を眺めて歩くのも一興でございます
 
 
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             ▲昭和が残した古アーケード街の芸術作品(*^_^*)

 
 
(つづく)
 
 

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