炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: わが家のお散歩

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  ▲夏の終わり   茂堂  2013.8.27  

 
 
  夏の終わり・・・
  ほら、見えるでしょう
  もう秋です・・・
 
  タコクラゲ
  のどかな湾内に大量発生したこのクラゲ・・・
  じきにカワハギがやってきて食べ尽くすらしい
 
  水俣は茂堂(もどう)の海
  昔から“魚(いお)湧く海”と呼ばれてきた豊饒の海である
 
 
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  海近くまで山が迫りくる湾内は波静か
  豊饒の海は山がつくる~
 
  夏の終わりの不知火海・・・
  訪れるものを穏やかにつつみこんでくれる
 

 
 
 
 
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  鶴ヶ浜海水浴場    芦北  2013.8.29 

 
 
 
 

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 ▲噴煙を上げる桜島   2013.8.22 
 

 
ちょっと用事があって鹿児島に行きました。
数日前に大噴火があり、降灰を心配しましたが大丈夫でした
 
街中の灰もほとんどが清掃され、風が吹くと少しばかり舞い上がる程度(*^_^*)
まったく支障はなく一安心
 
市電にもちょっとだけ乗りました
昨年100周年を迎えた市電~様々な形式と塗色の車両が運行してます
そういえば、この鹿児島市電にも旧西鉄の車両が在籍してたな(^O^)
 
20形という花電車が2両
毎年11月の“おはら祭り”には、花電車が走るらしいけど見たことない・・・
 
 
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さて、夜は天文館に繰り出しましたが、最後はこれで〆でしょう
 
そう、むじゃきの“白熊”でござんす(^_^)v
 
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久しぶりに食べました!(^^)!
鹿児島での酷暑の一日の最後はやっぱり“白熊”ですな
ふわふわの氷に、自家製のミルクと蜜がたっぷり入ったたかき氷は絶品ですぞー
 
注文した写真のサイズはベビーサイズ
小ぶりのサイズでも管理人には十分でございました(^_-)
 
新幹線で博多からは1時間30分程度で行ける鹿児島~
本当に身近になったもんだ
 
 
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▲むじゃき本店のHPはこちら → http://mujyaki.co.jp/

 
 
(おわり)

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さて、みなさんここはどこ
 
背後の山
ナローのへなへな線路
線路脇の木材
 
これだけでは、情報不足ですね・・・
ちなみにこの写真の撮影日は、1978年12月3日でございます
 
これだけの情報でお分かりの方があったならば
かなりのナロー通でございます
 
さて、ここはいったいどこ・・・
 


 

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▲中西和久ひとり芝居 千回記念公演 『 しのだづま考 』
 
 ふじたあさや 作・演出
 2012年10月27日(日)
 福岡市指定有形文化財 筑前國一之宮 住吉神社能楽殿
 


 
春の『ピアノのはなし』に続き、中西和久 説教節三部作の第一作『 しのだづま考 』を観る。
 
1時間半あまりの公演を、これほどまでに集中して観たことが今までにあっただろうか。演じる一人の役者を、これほどまでに凝視したことが今までにあっただろうか。
そして、これほどまでに日本の伝統芸能が随所にちりばめられた芝居が今までにあっただろうか。
 
「説教節」といわれるようだが、中世の放浪芸にルーツがあるらしい。
永六輔は、中西和久のひとり芝居を次のように評している。
 
  「話」す  「語」る  「読」む  「説」く  「評」う  「訛」る 
  「講」ずる 「詠」む  「謡」う  「論」ずる
 
中西君の舞台はどんなものかと聞かれたら、私は言偏(ごんべん)の芝居って答えるんですよ。これほどごんべんが豊かな芝居はない。
 
観客相手に芝居の時代背景や歴史を語るかと思えば、三味線をひき謡う。和太鼓をたたくかと思えば、所狭しと舞台上にて踊り舞う。数々の配役を男女、年齢、人間・動物関係なく次々と演じ、最後は歌舞伎を思わせるような変化あり・・・
 
この様に解説しはじめればきりがない~
中西和久のひとり芝居 ~ 本当に圧倒されました
 
いつも芝居や歌舞伎を鑑賞しているわけではない私ですが、今までに観た、聴いた公演の中で似たようなことを感じたことが唯一あります。
それは、かれこれ20年ほど前に聴いた野坂恵子の二十弦箏です。
ジャンルも違うし、ましてや語りや詠むことも論ずることもありません。
唯一のツールは二十弦箏の音色であり、演奏する野坂恵子という一人の音楽家。
 
何が両者の共通点かと言えば、それはその人が迫ってくるとでもいいましょうか、演じるその人を凝視して止まないような感じ・・・。迫ってくるといいながらも、両者の迫り方は全く違っています。当時の野坂は、二十弦箏を演奏しながら直に観客に迫ってきて、伝えたいメッセージを明確に突きつけてくる。かたや、中西はずんずんと観客に迫ることはないかわりに、観客が中西に迫っていく。そして、中西はメッセージを押しつけはしない。
 
芝居と音楽といった芸能の違いからくるものなのか、それとも人となりからくるものなのか、はたまたその両方からか舞台の違いなのか?
ひとり芝居で演じられる内容もさることながら、千回記念公演に立ち会い、芝居も演劇もよく分からぬ私が感じた一端をここに書き記してみました。
 
ふじたあさや作・演出のどうこうを論じるだけの知見も能力もない私です。
この分野に興味がおありの方は、以下のHPや書籍を参照されてください。
 
①京楽座>舞台作品>しのだづま考
 
ふじたあさや「説教節ひとり芝居 しのだづま考:山椒大夫考」 晩成書房
 
 
最後に、ここまで拙い文を読んでいただいた方に一言!(^^)!
いまだ中西和久のひとり芝居を観たことがない方、一生の間に一度は経験するべきです
 
機会があれば、ぜひ観ていただきたい中西和久のひとり芝居です
 
 
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             ▲『しのだづま考』 中西和久 説経節三部作の世界 
                     旅劇場Vol.1 京楽座より
 
 
 
 
最後に、当日の住吉神社能楽殿の様子を少しばかり・・・
 
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▲当日開演前は雨模様でした。開場までしばらく雨宿り


 
 
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▲筑前國一之宮 住吉神社能楽殿内部の様子


 
 
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▲公演が終わって  ~幟旗が夜にはためきます~


 
 
 
 
当ブログ内、中西和久関連記事はこちら↓↓↓
 
①中西和久 『ピアノのはなし』
 
②万田講堂での慰安会 ◇ 昭和16,7年頃
 

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 ▲恋人達の季節がやってきた 
   撮影地:JR博多シティー
   撮影日:2012.11.18

 
大相撲観戦の後は~
JR博多シティーにて、お買い物&お食事&イルミネーション観賞
 
今年も昨年に引き続き、JR博多駅前広場のイルミネーション点灯が始まりました。
昨年の様子を見てみると・・・
同じかな 飾り付けは(^_-)
 昨年の様子はこちら http://blogs.yahoo.co.jp/ed731003/39319897.html
 
ところで、JR博多シティ周辺からキャナルシティ博多までのエリアに、100万球を超えるイルミネーションがあるらしいですよ!(^^)!
 
 
やはり、クリスマスシーズンのイルミネーションといえば~
恋人達の季節でしょう
イルミネーションには、恋人達のシルエットがよく似合います。
 
それでは、昨年とは少し違ったアングルからイルミネーションをお楽しみ下さい。
 

 
 
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おまけ~
イルミネーションの青もいいけど、この列車の青もいいよ~
 
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(おわり)

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  ▲秋空にはためく力士の幟旗
  撮影地:福岡国際センター
  撮影日:2012.11.18
 

 
本日は、午後から大相撲観戦に出かけました
福岡国際センターの入り口には、東西の力士達の色鮮やかな幟旗が快晴の青空にはためいて、大相撲観戦への期待をふくらませます
 
さーて、枡席に陣取って大相撲観戦のはじまりはじまり(^O^)
やはりテレビで見るのと本物は違いますね~
臨場感があります(当たり前じゃ(~o~)
間近にとはいきませんが、土俵際の熱戦と力士の意気込みが伝わってきます。
 
さて、本日一番の注目取組は、何といっても琴奨菊と稀勢ノ里の一戦でしょう
地元福岡は柳川出身の琴奨菊、この日場内が一番盛り上がりました!(^^)!
昨日鶴竜との大関対決で、立ち合い変化に屈して2敗目を喫したので、今日は勝って欲しいところでしたが・・・
 
残念ながら負けてしまいました(*_*)
かど番大関として、試練の地元開催の九州場所でございます
 
それでは、コンデジでの撮影で、あまり画像が良くありませんが、雰囲気だけは伝わるかな~写真をUPしときます↓↓↓
 
 
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 ▲横綱日馬富士 土俵入り

 
 
 
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 ▲横綱白鵬 土俵入り

 
 
 
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 ▲大関 琴奨菊と稀勢ノ里の一戦のはじまりはじまり~

 
 
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 ▲大相撲十一月場所の観戦終了

 
 
実は、大相撲の観戦はえー、たぶん小学校の2年生くらいだったから・・・
45年ぶり
以前は九電記念体育館でやってましたよね、九州場所(^-^)
大牟田から親父さんの同僚と一緒に出かけたのを思い出しました。
車で出かけたんですが、途中虫歯が痛くて相撲観戦どころではありませんでした
 
帰りに久留米の手前でラーメン(丸星)を食べてたことだけが鮮明に記憶に残っています。味は歯が痛かったのでで忘れましたが(?_?)、妙にラーメンにのっていた「のり」の味覚と、バナナ(今もおいているかな~丸星ラーメンに)が思い出されます。
 
てなわけで、櫓太鼓が正面を飾る福岡国際センター、博多に冬を告げる大相撲の観戦報告でした。
 
 
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(おわり)

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   伊食家 Rana  ◇春日原のおすすめイタリアン◇
 

 
いつもは大牟田や筑後地方のネタばかりですが、たまには住まい近くの美味しいお店をご紹介しましょう。
 
その名は~ 伊食家 Rana (ラーナ) 
女性シェフお一人で切り盛りするこのレストラン
間違いなく、どの料理も美味しくいただけるイタリアンレストランでございます。
 
さっそく、先日いただいた3品の料理を紹介しましょう(*^_^*)
まずは、生ハムの盛り合わせ
 
 
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ビール片手に、じっくり味わって生ハムいただきました(^_-)
本当は赤ワインといきたいところですが、この日は軽めの生ビールでいただきます。
お味もさることながら、見た目にも美しいでしょ
 
生ビールの一杯はすぐに飲み干し、黒ビールを注文~
 
お次は、サーモンのピザでござる(^_^)v
 
 
 
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サーモンの海の香りとオイルにオニオンが混ざり合い、これまた絶妙な味わい
 
見てるだけで、その味わいがもれてきそうでしょ(~o~)
これまた、一気にいただきまーす
 
そして今回のメインは、このパスタでございますよ
 
 
 
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そうです、これは “わたりガニのパスタ”
まるでカニさんが、大きなそのはさみでパスタを抱きかかえているような盛りつけです~
 
このお味がまた絶品
カニ味噌が加わった美味なソースに、こしのある平ぺったいパスタ麺がからまる~。
思わずお皿までなめたいようなお味です(^O^)
 
カニの身もしっかりいただき、満足の逸品でございました。
オマケに、もう一度 “わたりガニのパスタ” 
 
 
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なんだか、カニさんが大きな口を開けているような(?_?)
 
ここでひとつお断りを申しておくとするならば、このメニューは出てくるまで少々のお時間がかかります。
時間をのんびり楽しめる方にのみ、おすすめのパスタでございます
 
最後に、店内の様子など少しばかり写真にてご紹介して、地元春日原のイタリアンレストランの紹介を終わることにいたしましょう。
 
 
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▼伊食家 Rana (ラーナ) の場所やメニュー情報はこちらへ↓↓↓
 
 
 
さて、お帰りは今宵も春日原駅前から西鉄バスに揺られるとするか~
 
(ひとりごと・・・・バスの写真を珍しく撮ったが、少し癖になりそうな予感が・・・・)
 
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(おわり)
 
 
 
 

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▲くもで網   ◆◇柳川 川下りコース◇◆
 
 撮影地:福岡県柳川市新外町
  撮影日:2012.8.9

 
鶴味噌の並倉、そして“長命寺”の仁王像を堪能した後は・・・
 
川下りコースに沿って、しばし散策を楽しむとしましょう(*^_^*)
途中目についたものを少しばかりピックアップ
 
まずは~ “くもで網” でございます。
まるでクモの手のように設えられた網(^_^)v
この地方ならではの伝統漁法でございます。
 
この “くもで網” を沈めて引き上げるといった単純な漁法です。
東南アジアには、同様の漁法があるようですよ
 
川下りコースでは、観光用に復元されたと思われる “くもで網”を見ることができます。柳川市によると、有明海沿いには現役の“くもで網”が18基あるそうでございます(注)。
 
▼(注)以下の記事を参考にしました↓↓↓
 
 
さて、“くもで網”のすぐ近くには、檀一雄の文学碑もあります。
 
      『有明潟睦五郎の哥』
       ムツゴロ、ムツゴロ、なんじ  
       佳き人の潟の畔の
       道をよぎる音 囁き  
       たるべし。かそけく  
       寂しくその果てしなき 
       想いのきゆる音
      
                檀 一雄
 
『リツ子・その愛』や『火宅の人』で知られる壇一雄。
毎年9月には、この碑の前で顕彰祭が開かれます。
 
それでは、文学碑とお堀をゆくどんこ船の情景をどうぞ・・・
 
 
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川下りのクライマックスは、何といっても「御花」を巡るお堀端でしょう
「御花」は、柳川藩主の遊息処として造られたの庭園で、日本三景の一つ松島を模して造られており、国指定の名勝として有名ですね。
 
この「御花」の庭園南側のお堀の様子をどうぞ~
 
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そして、「御花」と川下りコースの最後を飾る風景は“殿の倉”でしょう
「御花」の西側を囲んでいるナマコ壁の倉が“殿の倉”。
 
白壁がずいぶんと黒ずんでいますが、柳川を代表する風景の一つですね(*^_^*)
 
 
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うなぎのせいろ蒸しにはじまたこのプチ旅も終わりに近づきました。
最後に、ある洋館を紹介してお開きとします。
 
その建物は、柳川のすぐ手前の県道沿いにあります。
名称は『福岡県藺業会館』
「藺」の字は読めませんよね~。これは「い」と読みます。
「い業」で何のことか分かる方は、なかなかの物知りかな(?_?)
 
かつて、柳川近辺の地域は、全国でも有数の“い草”の生産地だったのです。
たたみ表の原料となる“い草”です。
現在では、安価な中国産に押されて生産量は少なくなっていますが、今もこの地には、“い草”を原材料とした高級花莚(はなむしろ)の生産が盛んです。
昭和12年に建設されたというこの洋館・・・
今も、「福岡県花莚同業者組合事務所」として現役でございます。
 
その建築様式とともに、うす緑色の塗色を施された様子がなんとも言えず瀟洒で好もしく思われます。それでは、最後にこの洋館の写真をどうぞ~
 
 
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◆久留米方面から柳川を訪れる際は、ぜひ大木町にあるこの『福岡県藺業会館』にもお立ち寄りくださいませm(_ _)m
 
 
(ひとまず、おわり・・・)

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▲長命寺の仁王像   ◆◇柳川 : 五大山  宝光院 長命寺◇◆
 
 撮影地:福岡県柳川市出来町
  撮影日:2012.8.9
 

 
鶴味噌の並倉を堪能した後は・・・
すぐ近くの天台宗のお寺である“長命寺”を訪ねました。
 
お目当ては、“長命寺”の門の両脇にひかえる仁王像でございます。
解説はさておき、早速その仁王像をご覧いただきましょう(*^_^*)
 
 
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▼門に掲げられた仁王像の解説は、次のように書かれていました。
 
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         仁王像
 
             元禄8(1695)年  仏師  東仏伝基氏作
             
             仏法 仏城守護神
             右は密迹金剛(みつじゃくこんごう)   開口の相
             左は那羅延金剛(ならえんこんごう)  閉口の相

             といい、いわゆる阿吽(あうん)の相である。

             仁王様の頑強な身体にあやかりたいとの願をかけて参る人が多い。
 

 
仁王像(金剛力士像)といえば~ 中学校の歴史で習った運慶・快慶作の東大寺南大門の金剛力士像を思い起こしますね。「阿吽の呼吸」なんていうことわざもこの時覚えました。
この「阿吽」という言葉の語源を調べてみると・・・
 
梵語(サンスクリット語)「a-hum」の音写とのこと。「阿」は口を開き「吽」は口を閉じて発音することで、「呼気」と「吸気」の意味となり両者が息を合わせることを「阿吽の呼吸」というようになったとのこと。梵語では、「阿」はア行の始まり、「吽」は「ん」を意味することから、密教では「万物の根源」「一切が帰着する知恵」の象徴とされているらしい。
 
また、仁王(金剛力士)は、もとは「執金剛神(しゅうこんごうしん)」という神で、釈迦のそばについて仏法を守る神であるとのこと。本来は産婆の神である帝釈天の化身とされていて、女性的で普段は優しい神でありながら、釈迦の説法を邪魔しようと西方から仏敵がやってくると「執金剛神」となって仏法を守っているのだそうです。
一般的には、一体の場合は「執金剛神」、二体の場合は「金剛力士」と呼ばれているようです。「金剛力士」の二体は、口を開けている「阿形」と、口を閉じている「吽形」の二種があるのですね。
 
さてさて、前置きが長くなりました。
長命寺の仁王像・・・そのいかにも鄙びた飾り気のない、少し傾いたような門の両脇にどっしりと収まっています。その姿を見かけたとたん、思わず駆け寄って身近に感じてみたいような親近感を覚えたのは管理人だけでしょうか・・・。
 
間近に見上げる仁王の頑強な体型と、鬼気迫る形相は見る人をして圧倒しますが、私はなぜからしらユーモラスな優しさを感じとったのでした。それは、本来が産婆の神である帝釈天の化身であることからきたのか、幾分か頭でっかちである体型からきたのか
 
皆さんはどのように感じられるかお聞きしてみたいものです。
それでは、お顔のアップ写真をお次にどうぞm(_ _)m
 
まずは、「阿形」から~次に「吽形」
 


 
 
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いかがでしたか? 柳川は長命寺の仁王像。
鶴味噌のほんのすぐそばですので、合わせてぜひ訪ねたい天台宗のお寺でございます。
 
寺の縁起については、以下のHPをご覧下さい。
ちなみに、この仁王像はもともとは別の場所にあったもので、明治4年に長命寺に移されたもののようです。
 
 
 
他にも数枚写真をものしましたので、添付しておきますね(^_-)
 
 
 
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(つづく)
 
 
 
▼当ブログ内の柳川シリーズはこちら↓↓↓ 
①元祖 本吉屋の “うなぎのせいろ蒸し” を賞味する
②風情漂う “並 倉” の風景   ◆◇柳川:鶴味噌醸造株式会社◇◆
③遠来の友を案内して ~筑後は水郷“柳川”へ~
④遠来の友を案内して ~筑後は水郷“柳川”へ ◇沖端~
 
 
 
 

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▲風情漂う “並 倉” の風景      ◆◇鶴味噌醸造株式会社◇◆
 撮影地:福岡県柳川市三橋町
  撮影日:2012.8.9
 

 
 
柳川は本吉屋の“うなぎのせいろ蒸し”を美味しくいただいた後は・・・
 
遠来の客人達は川下りのどんこ船へ、私は車で川下りの終点で沖端へ~
だが・・・約70分の川下りコース、待ち時間がもったいない(~o~)
 
そこで、途中あちこちでコンデジかまえてどんこ船を迎え撃つことに(^_^)v
そこで、迎え撃つ第一のポイントは~
鶴味噌の並倉近くだ」と思い立った管理人、先を急いでまずは並倉を激写(^_-)
 
さてさて、ここで“並倉”の解説を少しばかりしましょう。
 
 

 
 “並倉”があるのは、柳川三橋町にある鶴味噌醸造株式会社でございます。
この会社、1870(明治3)年創業の老舗で、大正から昭和初期には陸軍や海軍、三井鉱山などの御用達であったらしい。なんと、満州の大連にも支店を設けていたというから、当時の隆盛振りが偲ばれる。
 さて“並倉”・・・この“並倉”と呼ばれている煉瓦づくりの倉庫(味噌蔵)は、明治後期から大正初期にかけて建てられたもので今だ現役です。平成12年には近代化遺産として国の登録文化財にも指定されています。
 
ところで、“並倉”という呼び名は、かの北原白秋がつけた名前であるらしい(*^_^*)
 
「橋ぎわの醤油竝倉西日さし、水路は埋む台湾藻の花」   北原白秋

あれ?醤油並倉(?_?)
白秋さん、知っててあえて「味噌」ではなく「醤油」としたのか?
はたまた、知らずに「醤油」としたのか?
さて、どっちなんでしょう・・・
管理人には、言葉の達人であるからして、知ってのことであえて「醤油」としたのではないかと思えますが、いかがなものでしょうか(^_^)v
 

 
 
▼それでは、しばし“並倉”の風景をお楽しみ下さいませ。
 
 
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◆川下りコースには入っていないが、“並倉”脇の外堀がこの様にどんこ船の係留に使わることもある。
 
 
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▼鶴味噌醸造株式会社の正面はこの様な建物です。
 
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▼この記事は、以下の鶴味噌醸造株式会社のHPを参考に記述した↓↓↓
 
 
 
(つづく)

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