炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: わが家のお散歩

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▲ 京都 先斗町  2015 7.5
 
  京都先斗町プチ散歩      カメラ散歩   今年の落ち穂拾い④  



今年の落ち穂拾い~ カメラお散歩④は京都先斗町です
京都先斗町といえば・・・
「富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に降る雪も~」

古い歌ですな~歳がばれます
(ちなみに~歌は、和田弘とマヒナ・スターズ、松尾和子の 「お座敷小唄」で、1964年発売)

先斗町は花街としてその名を知られていますね。今も歌舞練場があって、数多く存在するお茶屋の営業にかかわり中心的な役割を果たしてきたようです。先斗町の年中行事である「鴨川をどり」「水明会」の開催でも知られた存在かな。

それでは、先斗町の歌舞練場をめぐる鴨川散策に出かけましょう


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▲ 京都五花街で開催される“をどり”公演の中で、最多の上演回数を誇という“鴨川をどり”




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▲ 先斗町歌舞練場は、昭和2年3月に竣工の鉄筋コンクリート造4階建、瓦葺でございます





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▲ 三条大橋たもとから鴨川の河原に降りて散策です~ 浴衣姿が風景によくマッチしますね




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▲ 鴨川の河原から見上げた先斗町歌舞練場~ 屋根には舞楽面を型取った鬼瓦がありますよ





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▲  設計者は「劇場建築の名手」といわれた大林組の技師、木村得三郎氏とのことです~





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 川床の風景が夏らしくていいですな~ 江戸時代には河原や浅瀬に床机を置いたらしいよ





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 せっかく訪れたので、川床を楽しむことにいたしましょう~ 鴨川納涼床は5/1~9/30までよ





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         ▲ ウイスキーをロックでいただきました~ 鴨川を愛でながらご満悦

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 三池港の曳船(タグボート)   2015 2.28  大牟田市 三池港にて
 
    三池港プチ散歩      カメラ散歩   今年の落ち穂拾い③  



今年の落ち穂拾い~ カメラお散歩③は三池港です
毎月のように訪れている三池港ですが、めったに閘門を通過する船にお目にかかることはありません(*_*)

この日は、運良く曳船が閘門を通過するのに出くわしました 
後追いですが、曳船が内港で一仕事終えて船渠に戻る光景をとらえます!(^^)!
水先案内人を乗せたタンカーと曳船が三池港の航路を出て行く・・・

タンカーの出航の様子と一緒に、曳船の活躍をご覧くださいませ


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▲ 馬力が大きい“かなめ丸”の出番です~ タンカーは右旋回して航路突堤へ・・・




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▲ 煙突から黒い煙が~ 右旋回が終わったところで、タンカーのエンジン出力UP




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▲ お役目ごめんの“すわ丸”はねぐらに帰るのかな~ “かなめ丸”はタンカーをエスコート




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▲ “すわ丸”さん、お疲れ様でした~ 軽快な足取りで船渠内の船溜まりをめざします





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▲ スル~スル~ 閘門をさっさと通過・・・ この時間は満潮に近かったのかな





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▲ “かなめ丸”さんはタンカーを先導して航路突堤へ~ 水先案内人を連れて戻ってくるのかな





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▲ ところで・・・ボクの出番はないもんね~ “大金剛丸”くんが動いているところを見てみたい





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▲ そのうち見せてあげるよ~ ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます 



(つづく)

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▲ 早朝の長崎市電   2015 2.14  出島電停にて
 
    長崎プチ散歩      カメラ散歩   今年の落ち穂拾い②  



今年の落ち穂拾い~ カメラお散歩は長崎市内です
ここのところ毎年のように訪ねている長崎方面ですが、まともに市電を撮影したことは一度もありませぬ(*_*)

今回もまた、コンデジによる簡単撮影と相成りました・・・
(いまだ、スマートフォンなるものは持ち合わせておりませぬ)
ということで、早朝の長崎プチ散歩に出かけましょう



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▲ 陽が昇る1時間以上も前から、長崎の街をお散歩~ 大浦天主堂まで歩いてやってきたよ





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▲ 港にやってきました~ 対岸の稲佐山方面にはチラチラ夜景名残の明かりが瞬きます





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▲ 適当にさまよっていたところ・・・臨港線の名残に遭遇~ SLの動輪がオブジェ化しとった





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▲ 築町あたりのビルの谷間を通過していく市電~ 早朝のヘッドライトがまぶしいぜ





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          ▲ この様な俯瞰アングルはいかがでしょうか~夜も明けました





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▲ このツートンカラーは何だか落ち着くな~ 飽きがこないオーソドックスな塗色です



(つづく)
















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▲ 黒田官兵衛ラッピング電車 787系(BM-13)   2015 1.25  古賀駅にて
 
    古賀駅プチ探索      カメラ散歩   今年の落ち穂拾い  



12月もあっというまに2週間が過ぎてしまいました・・・
今年はブログ更新に向き合う時間と心の余裕がなく、ずいぶんと間が空く更新となってしまいましたm(_ _)m

そこで、やっと余裕ができた12月に 今年紹介できなかったいくつかのプチ旅などを、写真を中心に“カメラお散歩”と称して取り上げることといたしました
まあ、お気楽にご覧下さいませ~

第一弾は、古賀駅プチ探索
TOPは、JR九州のラッピング電車でございます~
たまたまやってきた官兵衛列車 頭に例の兜がラッピングされてました



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▲ コンデジで撮ったわりには良く撮れとる~ 線路脇から列車がバッチリ見通せますね






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▲ 古賀駅のすぐ横にある工場脇を歩いていたところ・・・気になる物を発見(^O^) これはまさしくあれだ







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▲ この筒の様なものは、間違いなくランカシャー・ボイラーだ!(^^)! 2つの丸い炉筒がよくわかるもんね





古賀駅の東側にある工場は、ニビシ醤油株式会社の工場&本社です。大正8年10月20日の創立で、翌年に古賀工場にて醤油製造をはじめたようです。そこで~ きっと操業頃に使用されたランカシャー・ボイラーが役目を終えて、その頑丈さを頼って~何なんでしょうかね・・・とにかくこの施設に流用された

「よく頑張ってるな」って、なんだか声を掛けたくなるような道ばたの光景でした



(つづく)

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     京都屈指の紅葉の名所 『東福寺』 ~






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      ~ 秋の京都紅葉めぐり~






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・・・ 2015 11.22


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    ハウステンボス     シルバーウイーク カメラ散歩 









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雨傘の回廊









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秋の空









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夜のホテル









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虹の運河










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光の動物園









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風の汀




(おわり)





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▲ 佐世保重工業のハンマーヘッド型起重機
 
  撮影日 2015.8.19
  撮影地 佐世保市立神町 佐世保重工業 佐世保造船所



ちょうど1年程前に、三菱重工業長崎造船所の「ジャイアント・カンチレバークレーン」を紹介しました。今では世界遺産となった、日本初の電動ハンマーヘッド型起重機でございます↓↓↓

▼ブログ内リンク先はこちら


今回は、その世界遺産のクレーンに勝るとも劣らない、これまた現役である電動ハンマーヘッド型起重機を紹介いたしましょう
それは~TOPの写真にあるSSK(佐世保重工業)のクレーンです(*^_^*)
長崎のそれに習って、少しだけこのクレーンの紹介をいたしましょう・・・

この起重機~英国製でグラスゴーにあったサー・ウイリアム・アロル社(Sir William Arrol & Co.1873~1969)から輸入されたもので、1911(大正元年) 年9月に起工、翌年10月に竣工したものです。(電動機はウェスティングハウス社製)
長崎造船所と同じ形態のクレーンであることは一目瞭然ですが、比較してみると~どちらがより吊り上げ能力が大きいと感じますか 
リンク先の写真を参照下しながら、それぞれのクレーンの巾(水平ジブ部分)に注目ですぞ

そうです~佐世保造船所の方が巾が大きいように思われますね(^o^)
実は、SSK佐世保造船所の吊り上げ能力は250トンで、三菱長崎造船所の150トンを100トンも上まわっているのです

三菱長崎造船所に遅れること3年・・・
当時の佐世保海軍工廠にて軍艦の艤装工事を行うために、立神係船池の艤装岸壁にこのクレーンは設置されました。ということで、1912年竣工のこの起重機~完成後すでに103年を経てなお現役の起重機ということになります!(^^)!
世界遺産となった三菱長崎造船所の「ジャイアント・カンチレバークレーン」は、わが国初の電動ハンマーヘッド型起重機、しかも現役として貴重な存在ですが、それと同等の価値を有するSSK佐世保造船所の「ジャイアント・カンチレバークレーン」と言えるではないでしょうか

ちなみに、当時、横須賀と呉の海軍工廠にも同様の200トン起重機が設置されましたが、すでに解体撤去されて現存しません。また、この起重機は2007(平成19)年に経済産業省から近代化産業遺産に認定され、さらに2013(平成25)年には、文部科学省より国の登録有形文化財の指定を受けています。




◆追伸
「立神係船池」について、少しだけ触れておきます。
立神係船池の建設工事は、「明治時代における海軍最大の土木工事」と言われるほどの大工事でした。その工法は、管理人が三池築港百話で取り上げている三池港船渠(ドック)のそれと基本的には同様のものと言えます。三池港船渠の繋船壁は花崗岩ですが、その土台にはコンクリートが使用されています。立神係船池の岸壁はコンクリートでできていますが、このコンクリートの技術に関してもまた、両者についての関連性が指摘できます。詳しく知りたい方は、以下のリンク先をぜひご覧下さいませ。

①三池築港百話については、当ブログ内の以下の記事をご覧下さい↓↓↓

②立神係船池に関する詳細については、「広報させぼ」記事をご覧下さい↓↓↓



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★この起重機は、赤レンガ倉庫とともに佐世保のシンボル的存在であり、また貴重な稼働資産です









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       ■熊本市電 通町筋電停にて■
 
先日、用事があって熊本を訪ねました~
皆さんご存じ
通町筋電停にて、定番の熊本城をバックに市電をゲット
新緑に彩られた熊本城に市電の風景は絵になりますね

30度を越えるような暑さだったこの日~
さわやかな早朝の熊本市電の風景でした

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▲9201 “ハイデルベルク号“~ 熊本市とハイデルベルクは姉妹都市らしい




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▲水戸岡氏デザインの “COCORO“号~ ななつ星の車体を彷彿とさせる色合いですな






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▲おまけ・・・ 本物の “ななつ星” はこちら~博多駅にてお見かけしたときの様子でございます

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▲鹿毛家住宅横の小径から耳納連山を望む
撮影地:久留米市草野町
撮影日:2015.5.2



古い町並みが残る久留米市草野町を訪ねました。
久大本線の善導寺駅から近く、以前にも“ななつ星”撮影の合間に数回散策したことがありました。

草野は、戦国時代に草野氏が天正5年(1577)に築城した発心城の城下町として栄え、江戸時代には久留米藩有数の在郷町*注、宿駅として発展をとげました。
往時の様子を偲ばせる伝統的町並みや神社、仏閣などとともに、近代の洋風建築も保存されていて、のんびり散策するに気持ちいいところです。

*注:江戸時代,城下町あるいは主要経済都市の近郊農村に発生した町で,在町 (ざいまち) ,郷町 (ごうまち) ,町方 (まちかた) ,町村 (まちむら) などと呼ばれたものの総称。都市と村落の中間に位置するもので,一般の村と違って地子免除などの特権をもつ場合もあったが,行政上は郡奉行 (こおりぶぎょう) など郷村担当の役人の支配下にあった。

さて、今回草野町を訪ねた目的は・・・
これです↓↓↓

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     ▲ 『なつかしの風景 筑後の軌道』 (改訂版) 久留米市立草野歴史資料館発行



これは面白い小冊子ですよ
かつて筑後地方にあった(一部、今もある)12の軌道を、貴重な写真や資料で紹介しています。
12の軌道?
みなさん、いくつ言えますか

筑後軌道・・・本社:吉井町(1903.10.25筑後馬車鉄道~1907.7筑後軌道~1929.3.26廃止)
          *こらがメインの内容です。草野にも路線がありました
②両筑軌道・・・本社:甘木町、田主丸町(1912.9.8~1936.9.14両筑産業~1938.12.27廃止)
③中央軌道・・・本社:田代町(1921.7.1~1929.1.11朝倉軌道へ譲渡~1940.4.19廃止)
④大川鉄道・・・本社:大川町(1912.12.30~1937.4.九州鉄道~1942.9.22西日本鉄道~1966.5.6廃止)
⑤三潴軌道・・・本社:大川町(1909.8.13~1930.6.17廃止)
⑥佐賀軌道・・・本社:佐賀市(1904.10.19佐賀馬車鉄道~1911.2佐賀軌道~1937.7.1廃止)
⑦柳河軌道・・・本社:柳河町(1911.4.11~1932.2.21廃止)
⑧東肥軌道・・・本社:南関町(1920.9.15~1929.1.21九州肥筑鉄道~1938.12.16廃止)
⑨南筑軌道・・・本社:福島町(1903.8.8南筑馬車鉄道~1907南筑軌道~1940.6.24廃止)
⑩黒木軌道・・・本社:黒木町(1916.5.6黒木鉄道~1916.5.6南筑軌道と合併~1940.6.24廃止)
⑪三井電気軌道・・・本社:北野町(1915.10.15三井電気鉄道~1924九州鉄道~1942.9.西日本鉄道)
⑫九州鉄道[西日本鉄道]・・・本社:福岡市(1937.6.22九州鉄道~1942.9.22西日本鉄道)

【注】各軌道の沿革については、一部路線、支線の廃止などは省略して記述しています。


朝倉軌道も掲載されてよさそうですが、巻頭の地図には路線が記載されいるものの、なぜか取り上げられていません(?_?)
とはいえ、鉄道好きにとっては、ぜひ手元に置いておきたい一冊です
また、以上の軌道以外にも、[田中久重翁と蒸気機関車][九州鉄道(国鉄)][郷土の保存機関車]が掲載されています。
ちなみに、限定250部発行で、お値段は850円なり。

詳しくは、以下の西日本新聞記事をご覧下さいませ↓↓↓




ついでに? せっかくですので、草野の町並みなどを少しばかり・・・

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▲草野歴史資料館(旧草野銀行本店)



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▲鹿毛家住宅



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▲草野発心堂



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▲須佐能袁神社(西門)



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▲山辺道文化館(旧中野病院)



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             ▲山辺道文化館(旧中野病院)正面玄関の躑躅(つつじ)




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