炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: 西鉄紀行

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▲特急色のままの大牟田行き普通 西鉄1000形
  
 
  撮影地 : 西鉄大牟田線 倉永~東甘木
  撮影日 : 1973.10

 
今回も古い写真から・・・
40年前の西鉄1000形普通電車を紹介しましょう(*^_^*)
 
この写真を撮影した1973年の5月に2000形がデビュー
湘南型のスタイルをした1000形は特急から退き、しばらくは塗色も座席もそのままに普通電車の運用に就いたのでした(^-^)
 
後に塗色もアイスグリーンに赤帯に変更され、ロングシートに3扉化&冷房化されたのはみなさんご存じの通りです。、2001年には特急時代の塗色が復活し、お別れ運転したのは記憶に新しいことだと思います。さて、西鉄1000形の特急といえば、1300形にも触れないわけにはいかんでしょう
1300形の先頭車は、旧600形からの改造車で、半鋼製の狭窓車体であることから3扉化されず2扉のままでした。座席もロングシートを増設した以外はクロスシートのままでしたね。国鉄の52系のような流線型の先頭車~4枚窓のつり目スタイルは古風でカッコよかったですね!(^^)!
 
ということで、管理人が写真を撮り始めたのが2000形デビュー以降~。残念ながら、特急列車として活躍した時代の1000形&1300形を全く撮影していないのでした・・・
 
前面に特急マークこそ付いていませんが、コバルトブルーと黄色帯の特急塗装のまま天神から大牟田までの普通電車に活躍していた頃の1000形。Nゲージで再現された1000形を眺めながら、古い写真をめくり懐かしんでおります(^_-)
 

 

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▲倉永駅を通過~ 疾走するイエローアロー 西鉄2000形
  
 
  撮影地 : 西鉄大牟田線 倉永~東甘木
  撮影日 : 1973.10

 
今回も古い写真から・・・
40年前の西鉄2000形普通電車を紹介しましょう(*^_^*)
 
疾走する2000形に勝手に“イエローアロー”と銘々いたしました
西武のレッドアローにロシアの豪華寝台列車レッドアロー・・・
西鉄2000形は、筑紫路を駆け抜けた「黄色い矢」ということでいかが(^_-)
 
独特のスマートな前面と、オキサイドイエローに赤いラインが入った車体はとても印象的ですよね
 
これまたNゲージを眺めては懐かしんでおります。
もちろん、2扉&3扉の2編成がいますよ
 

 

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   ▲甘木山とみのりの秋をくぎる 西鉄1000形
  
 
     撮影地 : 西鉄大牟田線 倉永~東甘木
     撮影日 : 1974.10

 
今回も古い写真から・・・
40年前の西鉄1000形普通電車を紹介しましょう(*^_^*)
 
大牟田市の北部に甘木山という小高い山塊が横たわっています。
西鉄電車は、その山裾を区切るように走っています。
 
稲穂がみのる秋晴れの朝、その山裾を西鉄1000形が通過していきます。
今ではこの場所は住宅地と化し、このようなのんびりとして光景を見ることはできなくなりました。
田んぼの用水路には、ドジョウやヤゴにゲンゴロウがいるような時代でした。
今のように農薬が大量に使われる以前の田んぼでした。
 

 
(つづく)

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        ▲甘木中の跨線橋から俯瞰撮影 西鉄2000形
  
             撮影地 : 西鉄大牟田線 倉永~東甘木
             撮影日 : 1973.10

 
今回も古い写真から・・・
40年前の西鉄2000形特急電車を紹介しましょう(*^_^*)
 
駅の跨線橋以外で、このようなアングルで撮れるところはここだけ
結構な高さからの俯瞰撮影でございます。
おまけに木の枝がじゃまになったりして、なかなか苦しい構図でござんす
 
ここは、甘木山の中腹にある大牟田市立甘木中学校への跨線橋です。
倉永方面から甘木中学校への生徒専用跨線橋でした。今もたぶん使われてると思います(^_^)v
 
できることなら、跨線橋の真ん中あたりから撮りたいところですが、両脇が板でふさがれていて撮影不能(*_*)
端っこからの、苦し紛れの撮影でした
 

 
(つづく)

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 ▲柳川車庫のモ204とモ29
 
     撮影地 : 西鉄柳川車庫
     撮影日 : 1975.9.24

 
古い写真から・・・
柳川車庫の西鉄200形と20形電車を紹介しましょう(*^_^*)
 
西鉄200形~もとは西鉄の前身である九州鉄道の車輌ですね
晩年は甘木線で活躍してました
卵形の前面が愛嬌があっていいですよね!(^^)!
 
ところで、この電車~九州鉄道時代は20形と呼んでました
写真右奥の電車も20形~
ということで、新旧?20形電車の並びでござーい
(かつての宮地岳線にも違う20形がいたけど)
 
さて、このモ204の相棒はク62(もと博多湾鉄道汽船の気動車だよ(^O^)
かつて甘木線で活躍していた頃の写真を以前にUPしてます。
 
200形電車の奥、洗浄線におわすは湘南スタイルの20形電車のモ29
ちょっとみ、1000形と間違えそうなお顔ですよね~
これって、元々は木造車だったのを鋼体化して誕生したらしい(^-^)
 
今から40年ほど前の西鉄電車って、いろいろとバラエティーに富んでいて面白いですよね
惜しむらくは、当時の管理人は国鉄の特急列車ばかりを追いかけていて、西鉄のこれら味のある電車達をほとんど撮影していないことでございます(*_*)
この写真は、そんな中で貴重な一枚でございます
 

 
 
 
(忘れた頃につぎの更新)
 
 

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 ▲夕陽を浴びて宝満川への築堤を行く 西鉄5000形
  撮影日:2014.1.19
   撮影地:西鉄天神大牟田線  味坂駅付近
 

 
“ななつ星” 撮影の帰りに、ちょとだけ西鉄を撮り鉄
夕陽が美しかったものですから
 
何とか、日没ぎりぎりに味坂へ~
5000形の車体が夕陽に照らされて輝きます
この日最後の陽の光でした(^_^)v
 
背後の山並みを覆いながら
もうじき暗闇が迫って来る時間帯です
 

 
(ときどきの 西鉄(^_-)

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 ▲凸凹編成の西鉄特急 600形
 
     撮影地 : 西鉄大牟田線(当時) 倉永駅付近
     撮影日 : 1975.2.11

 
古い写真から・・・
スキャンしたてのホヤホヤものです(*^_^*)
*天気良けれども花粉多し~自宅でおとなしくスキャン作業トホホ~
 
お~600形の西鉄特急じゃん、懐かしい
と思いながらスキャンしておりましたが・・・
何だか凸凹の6両編成であることに目がとまりました!(^^)!
 
基本600形の編成ですが、2両目は明らかに600形ではありませぬ
前後の2両編成が、非冷房と冷房車の別は明らかですが、窓の配置が違っているでしょ(^O^)
2両目って~100形ですかね
西鉄電車にはあまり詳しくはありませぬ・・・
 
めったにお目に掛かることができない“西鉄特急”かな
*どなたか写真を見て一目でお分かりの方ありませんか?
 

 
 
 

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▲西鉄 太宰府観光列車 “旅人” 運行開始 (*^_^*)
  
     撮影日:2014.3.22
     撮影地:西鉄太宰府線  二日市駅付近 

 
 
わが苑に 梅の花散る 久方の
   天より雪の 流れくるかも 
 
             大伴旅人
 
 
 
西日本鉄道は、本日より太宰府観光列車 “旅人” の運行を始めました。
もちろん名称の“旅人”の由来は~大伴旅人
太宰府天満宮宮司である西高辻 信良さんの命名とのことですよ(^o^)
詳しくは、以下の西鉄HPをご覧下さいませ↓↓↓
 
 
さて、詳しいことは上記のHPにお任せするとして~
さっそく本日の“旅人”くんの様子をお知らせするとしましょう
 
 
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▲西鉄二日市駅を発車~ 車体の絵だけではなく、一両毎に内装の文様も違っているんですよ

 
 
 
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▲1号車(二日市寄り)のイラストは、太宰府政庁跡と四王寺山でございます

 
 
 
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▲西鉄二日市駅発車後はすぐに大きくカーブして、“旅人” は太宰府を目指します

 
 
 
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                                ▲修験道の山~霊峰「宝満山」をバックに “旅人” が行く

 
 
 
思えば、西鉄太宰府線で撮り鉄したのは今回が初めてです(^_-)
身近にある路線なだけに、意識してカメラを向けたことがありませんでした
 
ここにUPした写真は、二日市駅近くと五条駅近辺のものです。
短い路線で、構図も工夫の余地はあまりないと思っていたのですが、短い時間ながらも、今回結構楽しめました
 
ご覧の皆様も、古都太宰府をお訪ね際はどうぞ“旅人”にご乗車下さいませ
 
それでは~最後に少しばかり四王寺山と観世音寺の風景をお楽しみ下さい
 
 
 

 
 
 
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◆◇春爛漫・・・太宰府の風景を愛でながらの散策は素敵ですよ(~o~)◇◆
 
 
 
 
 
 
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▲西鉄 太宰府観光列車 “旅人” 運行開始  その2(*^_^*)
  
     撮影日:2014.3.22
     撮影地:西鉄太宰府線  二日市駅付近 

 
 
前回のUPに引き続き、今回も運行初日の“旅人”の写真を中心に、西鉄二日市駅界隈をお散歩
 
太宰府線が二日市駅に向けて大きくカーブするところで激写
(前回TOPの写真の連写つづきでございますよ(^_^)v
かつて車庫があった二日市駅界隈は、現在ではすっきり広々とした光景に変わりました
車庫の敷地は空き地や駐車場になったままですが、地下には“客館”といって、かつて大宰府政庁を訪れた要人達をもてなした施設跡がねむっています
 
西鉄としては、車庫跡の敷地にマンションでも建てたいところでしょうが、何せ奈良の正倉院にしかないような国宝級の出土物が出てきた遺跡がねむっとる!(^^)!
文化財保護との関係で、しばらくは広い敷地は空き地のままかな~
 
そんな歴史を秘めた太宰府地を、“旅人” がゆっくりと走り抜けていきます
 


 
 
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▲TOPの写真のカーブにて、逆光ですが太宰府側からねらいます(^O^)


 
 
 
 
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▲高校生のお姉ちゃんと競争~(実は、この写真は後追いでございました(^_-)

 
 
 
 
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▲この日は6000形も太宰府線にて活躍してましたよー

 
 
 
 
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▲四王寺の山並みを背景に、二日市駅に進入する5000形

 
 
 
 
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▲3000形も、すっかり西鉄の顔となりましたな~

 
 
 
 
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▲意外と紹介されることが少ない西鉄二日市駅舎~1階はバスの発着所になってます

 
 
 
 
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                ▲まほろばの里 太宰府 : 観世音寺への参道と並木

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▲春爛漫の美しい宝満川築堤を行く 西鉄3000形
 
    撮影日:2014.4.6
   撮影地:西鉄天神大牟田線  味坂駅付近

 
 
銀ガマを撮影した後は~
お天気に誘われて、宝満川を渡る鉄橋にやって来ました
 
いつもは、夕暮れの耳納連山をバックにした味坂駅付近の撮影ですが、
今回は、初めてのお昼間撮影でございます
しかも、築堤には浜大根や菜の花のオンパレード ~美しい~
 
春爛漫の美しい宝満川築堤でございます
しばしの時間、撮影を楽しみましたので、皆さんにもご覧に入れましょう(*^_^*)
 
 

 
 
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▲宝満川の鉄橋を、西鉄3000形の花畑行き急行が疾走してゆきます

 
 
 
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▲後追いで、福岡天神行きの西鉄特急8000形をゲット~

 
 
 
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▲上りの特急が通過したの後、すぐに下り特急が通過して行きました

 
 
 
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▲お次は、下り急行電車~ フルスピードで駆け抜けていくので迫力あります

 
 
 
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▲ちょっとずつアングルが微妙に違うでしょ~ 普通電車の6000形が通過

 
 
 
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▲もう一つおまけに~8000形大牟田行き特急が爆走

 
 
 
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▲反対側から撮るとこんな感じですよ~ 今度は午前中におじゃましてみたいですね

 
 
 
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▲最後に~味坂駅の待合室でござる(^O^)  築堤上のホームからはみ出した待合室がキュート

 
 
 
 

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