炭鉱電車が走った頃

当ブログは、かつて大牟田・荒尾の街を走っていた“炭鉱電車”をメインにしています。かつての「三池炭鉱専用鉄道」の一部は、閉山後も「三井化学専用鉄道」として運行され、2020年5月まで凸型の古風な電気機関車が活躍しました。“炭鉱電車”以外にも、懐かしい国鉄時代の画像や大牟田・荒尾の近代化遺産を紹介していますので、興味がおありの方はどうぞご覧下さいませm(_ _)m         管理人より  

カテゴリ: 炭鉱電車保存会

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保守運転はつづく~三坑町の12号電車③

2022.5.16 三坑町にて

架線の撤去作業が終了し、次は駅舎の解体が予定されている宮浦ヤード・・・
廃止後この間行われてきた宮浦ヤードでの保守運転は3月で終了し、4月からは機関庫南側の通称ウレタン線にて保守運転が現在も継続中です

少しだけアングルを変えながら保守運転を撮影
周りの木々も新緑に輝く頃~
慣れ親しんだ煉瓦煙突を遠目に見ながら
炭鉱電車の動態保存を願って、保守運転はつづく・・・

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(つづく)



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惜別~宮浦駅舎よ、さようなら~

2020.9.28 宮浦にて

ついにその時がやってきました・・・
今月末頃に宮浦駅舎の解体作業が行われます
(6/6から予定されていた解体作業は延期となりました)
長きにわたって炭鉱電車を見守ってきた駅舎ともお別れです

お別れに~木造駅舎の風景を振り返ってみました
いつも20t電車が待機していた現役時代が偲ばれます
いまは架線も全て撤去された宮浦ヤード

さようなら~宮浦駅舎・・・

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(さようなら)

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保守運転はつづく~三坑町の12号電車②

2022.5.16 三坑町にて

架線の撤去作業がすすむ宮浦ヤード・・・
この工事のため、廃止後この間行われてきた宮浦ヤードでの保守運転は3月で終了し、4月からは機関庫南側の通称ウレタン線にて保守運転が現在も継続中です。

遠くに宮浦坑の煉瓦煙突を望みながら、ローアングルにて撮影
金網越しの撮影で多少苦労します

同じような構図ですが、一寸だけ角度などを変えて楽しみましょう
炭鉱電車の動態保存を願って、保守運転はつづく・・・

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(つづく)

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保守運転はつづく~三坑町の12号電車①

2022.5.16 三坑町にて

架線の撤去作業がすすむ宮浦ヤード・・・
この工事のため、廃止後この間行われてきた宮浦ヤードでの保守運転は3月で終了し、4月からは機関庫南側の通称ウレタン線にて保守運転が現在も継続中です。

4/18の訪問以来、約1ヶ月後の保守運転の様子を数回に渡ってお伝えしましょう
ウレタン線での撮影は、市道側からの撮影に限られていますので、前回報告した構図と大して変わりない撮影ばかりです。ただし、前回は11号電車でしたが今回は12号電車

それでは、短い区間ですが毎週行われている保守運転の様子をどうぞ~

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(つづく)

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2022.5『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』購入情報


2020年6月の発売以来好評をいただいている拙著ですが、残りの冊数が少なくなってまいりました。今後増刷の予定はありませんので、購入をご希望の方は早めに購入いただきますようご案内いたします。
以下、
現時点(2022.5.18)での購入情報をお伝えいたします。

①書泉での在庫はありません。(販売終了・在庫問い合わせ表示)
※近日中に最後の納品(60冊)をする予定です。5/21現在の追加情報
②モデルスイモンでの在庫はありません。(横浜店のみ表示あり)
※①②ともに通販の利用可能ですが現時点で在庫がない状況です。


◆東京以外では、以下の方法にて購入可能です。
※出版元である「みらい広告出版株式会社」にはまだ多少在庫があります。
直接注文できますので、以下の連絡先にお問い合わせ下さい。
住所:
〒837-0910 福岡県大牟田市岩本新町2丁目9−10
電話番号:
0944-31-3423
Mail:
mirai@lib.bbiq.jp

なお、大牟田、荒尾市内での販売箇所は以下の通りですが、すでに在庫切れの場合がありますのでご注意下さい。また、一部を除き今後以下の販売箇所への追加納品はありません。

大牟田市内 
・積文館書店ゆめタウン大牟田店
・積文館書店大牟田店(甘木)
・未来屋書店イオンモール大牟田店
・麒麟書店
・大牟田市石炭産業科学館 
 *先日60冊追加納品しました。
・大牟田市観光プラザ
・道の駅「おおむた」花プラス館
・三川坑跡、宮原坑跡売店

荒尾市内
・万田坑ステーション 
 *事務室にて購入下さい。
BOOKSあんとく荒尾店


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保守運転はつづく~三坑町の11号電車

2022.4.18 三坑町にて

4月から撤去作業が始まった宮浦ヤード・・・
通信ケーブルの撤去がおわり、次は架線が撤去されると思われます。
この工事のため、廃止後この間行われてきた宮浦ヤードでの保守運転は3月で終了し、4月からは機関庫南側の通称ウレタン線にて保守運転が継続中です。

訪れたこの日は、11号電車が保守運転を行っていました
遠くにはなりましたが、相も変わらず宮浦の煉瓦煙突がその様子を見守ります。
かつて使用された海上コンテナ積み込みホーム脇を、ゆっくり進み来ます。
距離が短くなったことから、8往復ほどします~
10年ほど前のコキ200問題の頃、この場所まで20トン電車が入線していたことがありましたが、それ以来の撮影チャンス
また、この様なアングルで炭鉱電車の撮影ができるとは思ってもみませんでした。

さて、この場所での保守運転は、可能なかぎり続けられる予定です。
恐らく、荒尾市が予定している20トン電車展示のために万田坑に向けて搬出されるまでは、今の区間にて保守運転が行われるものと思われます。
それにしても、三坑町で炭鉱電車が見れるのはそう長くはないでしょう。今年度中には、荒尾市への移送が行われると思われます。

今後とも、炭鉱電車の動態保存を願いながら、保守運転を見守りたいと思います
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(次の訪問につづく)

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「島秀雄記念優秀著作賞」受賞 続報

拙著『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』が“島秀雄記念優秀著作賞”を受賞したことを以前に報告させていただきましたが、このほど授賞式が大牟田市石炭産業科学館にて行われました。東京の「鉄道友の会」事務局より、久保 敏副会長と小野田 滋理事がお出でになり、受賞記念の賞状と盾を直接いただきました。新幹線をあしらった盾はずしりと重く、手にした時には受賞の喜びが自然とわき起こってきた次第です。

この受賞を契機として、炭鉱電車についての関心がより高まり、荒尾市での動態保存実現に弾みがつきますようこころより願います
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2021年“島秀雄記念優秀著作賞”の受賞報告

拙著『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』が“島秀雄記念優秀著作賞”を受賞しました。

 

“島秀雄記念優秀著作賞”は、鉄道友の会が主催する賞で「毎年1回、鉄道分野に関する優れた著作物または著作物に関わる功績を選定し、鉄道および鉄道文化の発展に寄与することを目的として、2008年に新設された賞です。賞の名称は、鉄道友の会初代会長で東海道新幹線の実現に功績のあった島秀雄氏(19011998)が、会の発展に尽くされた功績を永久に記念し、後進にとって励みとなる賞にするため、ご遺族の了解をいただいて、そのお名前を冠することとしたものです。」(「 」内は、鉄道友の会HPより引用)

 

著者としては、受賞は想像だにしていなかったことで、とにかく驚いております。そして、大変に名誉な賞をいただき、身に余る光栄なことだと感じ入る次第です。ここに、出版に際してご協力いただきました方々並びに諸機関にご報告するとともに、この場を借りて改めてお礼申し上げます。ことに、表紙をはじめ素晴らしい装丁を施していただいた「みらい広告出版株式会社」には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


なお、受賞作である『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』のお求め方法については、このページ下部にありますリンクを参照いただきますよう願いします。また、その記載とは違って、売り切れの場合がありますので、その時はご容赦願います。さらに、姉妹編としてNPO法人炭鉱電車保存会として私の方で編集を担当しました『炭鉱電車ミニ辞典』も販売されていますの、合わせて手に取っていただけたら幸いです。


以上、“島秀雄記念優秀著作賞”受賞の報告とさせていただきます。願わくば、この受賞が炭鉱電車への関心をより高め、荒尾市での炭鉱電車の動態保存へとつながることを期待します。

ブログ「炭鉱電車が走った頃」 管理人



冊子表紙
『炭鉱電車ミニ辞典』が刊行されました

NPO法人炭鉱電車保存会が編集した小冊子がこのほど刊行されました
早速その概要をご紹介いたしましょう

表紙は、ご覧のように20トン電車の3並び~
パンタグラフを上げた姿が凛々しいですね
子ども向けのミニ辞典と称しておりますので、サイズ(A5)もページ数(計24ページ)もミニサイズですが・・・
そこは侮るなかれ~非常に濃ゆいかつマニアックな内容満載
全部で22項目をテーマとした内容になっていますが、何で22項目かって
それは~炭鉱電車をよくご存じの方はその数字の意味がお分かりでしょう

それでは~その内容の一部(テーマ:ガメ電車)をお見せしましょう~

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ご覧のように、写真をメインにして子ども向けの解説を吹き出しで、下段にはより詳細な解説をできるだけ分かりやすい文章にて載せています。
22のテーマは冊子を手にしていただいた時のお楽しみ
必ずや、皆さんのご期待にそうような内容になっていること保証付き

なお、本日11月28日(日)から以下の3か所で販売開始ですが、順次大牟田市内の各書店、通販などでも取り扱っていただけるよう準備中です。遠方の方々は、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

①大牟田市石炭産業科学館
②大牟田市観光プラザ
③三川坑売店
*注:①②は月曜日休館、③は土日、祝日のみ開店

おっと~大事なことを忘れていました。
価格は税込み500円で、お求めやすい価格となっております。
最後に裏表紙も紹介しましょう
今年の7月31日に開催された「炭鉱電車ラストラン見学会」での5並びです。

冊子裏表紙

販売は、発行者であるNPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブが行います。

※11月30日より、東京神田の書泉グランデにて販売が開始されました。通販も利用できますので、どうぞご利用下さい。
https://www.shosen.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=3969940












 

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◆ポストカードを作成しました
~荒尾市内各郵便局『炭鉱電車ミニ写真展』~

先週から開催しているミニ写真展・・・
開催場所が郵便局なので~ポストカードつくりました
表面は、ご覧のように写真展の案内となっております
左側には、展示している写真から6点を小さいですが配置~
内1点は、荒尾新生郵便局に展示している荒尾市電(荒尾市提供)
右側にはスペースをとっていますので、63円切手を貼って荒尾万田郵便局にて風景印を押してもらいましょう

裏面は、以下のように万田坑の写真ですが、大正期頃に発行された絵葉書を使用しています
数ある万田坑絵葉書の中から、「(熊本百景)玉名萬田坑の全景 MANDAKOO HIGO」 をチョイス
かつての荒尾町は、熊本県玉名郡に属していました
1942(昭和17)年に、荒尾町・平井村・有明村・府本村が合併して荒尾市に~
ということは・・・来年で、ちょうど市政80周年ということになります
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本日(11/1)から、荒尾市内の各郵便局を優先的に、以下の各施設などにポストカードを配置する予定です
お近くにお出かけの際は、ぜひポストカードを手にながら炭鉱電車の写真をご覧下さいませ
荒尾万田郵便局で風景印をいただくこともお忘れ無く

①荒尾市内各郵便局
荒尾、荒尾万田、荒尾四ツ山、荒尾倉掛、荒尾緑ヶ丘、荒尾新生、荒尾打越、荒尾桜山、府本
②荒尾市内公共施設
荒尾総合文化センター、荒尾市民図書館、万田坑ステーション、万田炭鉱館、荒尾市宮崎兄弟資料館
③大牟田市内
大牟田市石炭産業科学館

限定400部の配布となっております。
品切れの場合はご容赦下さいませ。








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