▲ズリ捨て線 1978◇武蔵野炭鉱(3)
撮影日 : 1978.12.3
1978◇武蔵野炭鉱(3)
なんとかたどり着いた場所は、炭鉱の東側にあるズリ捨て線でした。
ご覧のように、枕木の先端が飛び出したようなズリ捨て場に、坑口からよれよれの線路が延びていました。炭鉱の南側の小高い丘すれすれに、冬の太陽光線がさしてきて、ズリ捨て線を照らし出します。
線路は結構光り輝いていたので、最近入線したことが予想されましたし、目の前には大きなズリが枕木にひっかかったまま転がっていました。
背後の雑木林の終わりかけた紅葉が、これまたいい味出しています。
ここだけ見ると、山奥の鉱山軌道~みたいな雰囲気でしょ(^_-)
周りの武蔵野の風景にとけ込んだズリ捨て線~
折からの冬の日差しを受けた光景を、一人驚喜して楽しんだのでした。
そこへ、なんだか人の気配が・・・
(つづく)