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  ▲竹林の中の白い紫陽花

   撮影日:2011年 6月19日
   撮影地:大牟田市今山

竹林の中の白い紫陽花 ◇定林寺◇

定林寺は、大牟田市今山にある曹洞宗の禅寺です。
三池氏の菩提寺ですが、鎌倉時代の正治元年(1199)年に、三池氏の祖 源師親より数えて十七代目に当たる源季時によって建立されたと伝えられています。
(鎌倉時代には、まだ三池氏は存在しないので怪しいですけど・・・)

この定林寺は、またの名を“アジサイ寺”と呼ばれています。
いまだかつて一度も、大牟田は今山の“アジサイ寺”を訪れたことがなかった管理人(*_*)

梅雨の合間をぬって、一週間前の日曜日に初めて訪ねたのでした。

誰も訪れる者もいない雨上がりの朝、「ようこそ定林寺へ」の案内竹とお地蔵さん、そして「不許葷酒入山門」と刻まれた石塔が出迎えてくれました。

木々に覆われた細道の石段を登ると、本堂の正面にでます。
しばらく住職不在の時期もあったようで(詳しくは存じませんが・・・)、近年は寺の管理も十分とはいえないようです。

本堂の「磊庭」(らいてい)の紫陽花を見ることはできませんでしたが、庭の周りの山道をぐるっと散策しました。

このお庭・・・今年は6月10日(金)~12日(日) の3日間公開されていました。
詳しくは以下のHP案内を参照してください。ちなみに、大牟田観光ボランティアガイドによる「三池の伝説」朗読会も行われいます。↓↓↓
http://garyubai.net/article.php/20110423213407587


TOPの写真は、ちょうどお庭の真後ろくらい、竹林を背景にして咲く白い紫陽花です。

かつての手入れが行き届いた様子を知る人にとっては、少し寂しいかもしれません。
庭の周りの紫陽花については、花の付きも悪く荒れた状態に近いものでした。
それでも、所々は手入れがされていて、何とか観賞には堪えるかな~ といった様子。

この様なことを思いながら、いつも写真に出てくる庭の南側斜面ではなく、あえて竹林をバックにして咲く白い紫陽花をUPしたところでした。


さて、「三池の伝説」と定林寺といえば・・・
「祖門和尚の油徳利と幽霊伝説」を思い出します。以下のページに、非常にわかりやすく語られていますので、興味がおありの方は是非ご覧下さいませ(^_-)↓↓↓
    > 大牟田市三池情報「大牟田市三池の里に伝わる民話、祖門さん」






来年は、必ず「磊庭」の紫陽花を見たく思います。


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