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撮影日:2009.9
撮影地:三池港

かねてよりお知らせしていた、三池港近辺での有明海沿岸道路の工事が進行しています。

サンデンの人道トンネルは、今だ健在ですが、
かつての三池炭鉱専用鉄道の築堤跡は、次第にその姿を変えつつあります(*_*)

明治以来、三池港に石炭を運ぶために、また戦後は三川坑への通勤列車のため使用されてきた築堤が、その姿を消そうとしています。
かつての鉄道敷が、自動車専用の道路と化す日が迫っているのです。

三池港の発展のためには、有明海沿岸道路(通称:まこと道路!?)は必要でしょう。
大川の家具輸出港などとして、新たな顧客開拓の期待もできます。
しかし、できるだけ、明治以来の近代化遺産としての鉄道築堤跡の保存との両立を考慮してもらいたいものです。

かつて、石炭列車が行きかった築堤上にあるショベルカーを見るにつけ、
一抹の寂しさを感じる管理人でした・・・