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▲竪坑櫓の先 二本煙突を望む

   撮影日:2008.12. 7
   撮影地:田川市

山本作兵衛と旧三井田川鉱業所への旅(8)

『炭坑(ヤマ)の語り部 山本作兵衛の世界 ~584の物語~ 』の最終日に何とか暇を見つけて行ってきました・・・筑豊は田川へ(~o~) のつづきです。

久々の? 鉄ちゃんを楽しんだ後は・・・
この旅の最終目的である田川市石炭・歴史博物館へGO!(^^)!

田川市美術館と連携して、博物館にても山本作兵衛に関する日記や人となり、筑豊炭田の紹介がされていました。(写真は撮ってません・・・)

坑内馬匹の写真などは、三池炭鉱のものが使用されています。
(当ブログ書庫 『三井三池各事業所写真帖』のもの)
筑豊の写真ではありませんので、一言断りや解説が必要と思われました。

さて、この博物館でのお目当ては常設展示と館外にある炭鉱関係の車両たちです。
まずは、常設展示の模型が目をひきます。
田川伊田駅側から、二本煙突側から写真を撮りましたのでご覧下さい。

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▲最盛期の三井伊田坑 その1 田川伊田駅側から


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▲最盛期の三井伊田坑 その2 二本煙突側から


前回、追加で取り上げたナローの鉄道は、2枚目の模型写真の手前に連なっていました。
近くには斜坑も存在していたようです。

しばし、あちこちの角度から模型に眺め入ります。

模型の次は、ポンプや安全燈に手掘り・機械採炭の道具を見学。
(聞くとこによると・・・その多くは三池炭鉱寄贈のものであるとのこと)

そして、お目当ての屋外展示場の炭鉱で活躍した機関車達です。
まずは、炭車にチップラーなどを見学(*^_^*)


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▲チップラー その1


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▲チップラー その2


チップラーとは、炭車を横転させる装置のことです。
丸い輪っかが回転して、石炭を選炭場などに落とし込みます。

お次は、鉄製&木製の炭車にナベトロ(^_-)

かつては工事現場やいたるところの鉱山で目にした
これらの鉱車も、今では貴重品です。


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▲鉄製&木製の炭車


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▲ナベトロ


最後に・・・

こんな簡易ポイントがあるのも鉱山軌道の魅力でした。

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▲簡易ポイント


次回は、機関車編です。

請うご期待(^O^)

(つづく)