◆三池炭鉱 〈明治13年~15年〉 年譜抄録
1880(明治13)年 4月15日 七浦竪坑開鑿中20万立方ブランヂヤー喞筒1台12吋半仮捲揚機径4呎9 吋コルニツシユ汽缶2基神戸工作分局より到着す 同年7月15日より運転 始む7月 大浦坑内三山坑内ヘ連絡し大浦坑の空気を三山竪坑ヘ排出こととなり大 浦旧坑口の火炉を廃止す
8月 七浦坑開鑿用スペシヤル喞筒1台長崎工作分局より購入し仝年9月2日使 用始む
1881(明治14)年 2月13日 七浦坑開鑿中東京赤羽工作分局よりブランヂヤー喞筒1台到着す 6月よ り使用す
2月 七浦竪坑開鑿中パルソメター(達磨喞筒)3個を試用す
4月 農商務省の開庁により従来の度量衡事務を大蔵省より移管す
釜石鉱山分局より蒸気機関車1台譲受く
(24年より使用せし第1号機関車)
越列機器械同絡車を英国より購入す(電気発破具)
2月 七浦竪坑開鑿中パルソメター(達磨喞筒)3個を試用す
4月 農商務省の開庁により従来の度量衡事務を大蔵省より移管す
釜石鉱山分局より蒸気機関車1台譲受く
(24年より使用せし第1号機関車)
越列機器械同絡車を英国より購入す(電気発破具)
1882(明治15)年 4月 大牟田川船積場附近本局倉庫の一部に鋳物場を開設す
6月 七浦坑ヘ初めて赤羽工作分局6呎5吋ランカツシャ汽缶3基設置す
4月 七浦第二竪坑開鑿に着手す 16年6月着炭
6月18日 七浦第一竪坑開鑿着炭す6月 七浦坑ヘ初めて赤羽工作分局6呎5吋ランカツシャ汽缶3基設置す
9月 大浦坑内に馬轆轤を設置す
10月 七浦第一坑々底にスペシャル喞筒2台据付く