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▲いよいよ 冷水トンネルに列車は進入


福岡近郊区間の旅 (3) 冷水越え② 

今年の仕事も一段落した、12月20日 土曜日(^_^)v
『福岡近郊区間の旅』 春日発 博多行きの第3回目は・・・

筑豊本線 原田発 10:39 桂川行きの続きです。

冷水峠の25パーミルの急勾配を越え、かつての有名鉄ちゃんポイントをすぎるといよいよトンネルです(*^_^*)
トンネル進入の瞬間をカメラにおさめようと、展望席にて待ちかまえます。
蒸気機関車にとっては最大の難所だったここ冷水峠も、一両編成のキハ31はすんなりと分水嶺を通過。

下り坂にさしかかり、一直線の線路をみるみる内に下っていきます。

トンネルの入り口が、だんだんと小さくなっていく・・・


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▲冷水トンネル内を 一直線に下っていく


3286mのトンネル内を快調に下っていきます。

今では、山家側のトンネル上部にあった排煙装置を知る人も少なくなりました。

ところで、冷水トンネルは九州におけるロングレールの嚆矢であるとか(@_@)
「温度差が小さなトンネル内が実験区間として選ばれた。昭和33年、25mレールを現地で40本溶接して1000mの一本のレールに仕上げ」たとのこと。
(「 」は 『筑豊の近代化遺産』 p49 より引用 )


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▲トンネル内の車内 朝から一杯ひっかけてるおじさん達もいてにぎやか(~o~)


列車は、まもなく「筑前内野」駅に到着。

前面窓のワイパー越しに、来し方冷水トンネル方面を望みます。


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▲「筑前内野」に到着 2線あった線路は、今では1線になってます


桂川着 11:07 約30分の冷水越えの旅でした。

桂川にて、博多発 折尾行き(福北ゆたか線)の列車に乗り換えます。
乗り換え時間は3分・・・
跨線橋を渡り、1番線にて列車を待ちます。

「キハ31 1のサイドビューでも撮影しょうかな~」と思っているところへ、折尾行きの列車がやってきました。

乗車して、去りゆく桂川駅のキハ31 1を一枚(^_-)

ここからは、817系の快適な旅を3駅間だけ楽しみます。
次なる乗り換え駅は、「新飯塚」駅でございます。

 
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▲発車する列車より、2番線のキハ31 1を写真におさめる




(つづく)