▲今月(11月)の一枚 :選炭場を背景に佇む22号機
撮影日:1995年 11月 3日
撮影地:三池港駅
今月の一枚は、「炭鉱電車(晩年編)」にただいま今連載中のシリーズからの一枚です。
炭鉱の閉山が現実味をおびてきた頃、実家に帰るたびにここ三池港を何度か訪れました。
いつもの休日午後の三池港ヤード・・・
電車の運行もなく、深まる秋の夕暮れに染まっていきます。
ホッパーの北側、夕日に照り輝く選炭場を背景に22号機が佇みます。
秋の夕暮れの日差しはすでにヤードにはなく、数多くの線路や炭車たちが静寂の中にいました。
いつものホッパーを眺め、車庫をまわり機関車たちにご挨拶です。
短い路線ながらも、まだまだ運炭列車が存続していることに喜びを感じます。
この日の訪問でも、長年鉄道趣味から遠ざかっていた私の目には、以前と変わらぬ姿のままの三池港駅界隈と映ったのでした。
今から思えば、一人しみじみと明治以来の歴史を有する現役「三池炭鉱専用鉄道博物館」を見て回っているような感じでした。
撮影日:1995年 11月 3日
撮影地:三池港駅
今月の一枚は、「炭鉱電車(晩年編)」にただいま今連載中のシリーズからの一枚です。
炭鉱の閉山が現実味をおびてきた頃、実家に帰るたびにここ三池港を何度か訪れました。
いつもの休日午後の三池港ヤード・・・
電車の運行もなく、深まる秋の夕暮れに染まっていきます。
ホッパーの北側、夕日に照り輝く選炭場を背景に22号機が佇みます。
秋の夕暮れの日差しはすでにヤードにはなく、数多くの線路や炭車たちが静寂の中にいました。
いつものホッパーを眺め、車庫をまわり機関車たちにご挨拶です。
短い路線ながらも、まだまだ運炭列車が存続していることに喜びを感じます。
この日の訪問でも、長年鉄道趣味から遠ざかっていた私の目には、以前と変わらぬ姿のままの三池港駅界隈と映ったのでした。
今から思えば、一人しみじみと明治以来の歴史を有する現役「三池炭鉱専用鉄道博物館」を見て回っているような感じでした。