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明延鉱山の“あかがね”号 見参

いよいよ、明延鉱山を後にする時間が近づいてきました。
そこへ・・・“あかがね”号の登場でございます!(^^)!

一般職員輸送用と聞きしに及ぶこの車両・・・
何ともユーモラスで、愛嬌のあるマスクです。
ものの本によると、前後の車輪径が異なる“珍車”との由。
最後のひとときに出会えて嬉しく思いました。


さあ、いよいよ明延鉱山ともお別れです。
“あかがね”号の後ろに停車中の“くろがね”号に乗車して、神子畑を目指します。

もちろん? わずか一円の乗車券を購入して乗車した私でした。


当時のメモによると・・・、
4㎞ほどのトンネルの途中に、2ヶ所の離合区間があったようです。
その一部はわずかに地上部に出ていた?
記憶が定かではありませんが、私の拙いメモによると・・・トンネル途中(明延側近く)から側線が伸びていて地上部に出てトンネルへ、さらに短い地上部を経て再び本線へ(?_?)

また、神子畑の10分程手前の地点のトンネル内にも、側線が描かれています。

薄暗い“くろがね”号の車内に揺られ、一円電車はトンネル内をひた走ります。


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撮影日:1978年9月12日
撮影地:明延鉱山

(つづく)