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第3回目は・・・

最近、仕事に追われ毎日忙しい日々です(*_*)
そんな時は、G・グールドのバッハに決まりです

仕事をしながらのBGMに、よくこのCDを取り出します
G・グールドの『フランス組曲』です
エンドレスで聞き流します

『フランス組曲』でなくても、『イギリス組曲』や『インヴェションとシンフォニア』もOK
とにかくG・グールドのバッハで、仕事への集中力とリズムが私の中に生まれてきます

今もCDを聴きながら、仕事のあとの疲れた体と頭にG・グールドのバッハが聴くともなくしみこんでいきます・・・・


ところで、G・グールドといえば沢山の逸話の持ち主であることは、皆さんよくご存じのことです。

最近は、当ブログのあるコーナーにて地図を取り上げてあれこれ思索を巡らしていますが、G・グールドの『北の理念』を思い出しました。
カナダ生まれの彼は、カナダの面積の大部分を占める「北」の大地にあこがれていました。
それは、1967年に『北の理念』というラジオ・ドキュメンタリーに集約されています。
後にテレビ番組化もされました。
その『北の理念』のLPレコードライナーノートの冒頭に、《幼い頃から私は北に魅せられてきた。学校では、北の地図を手当たり次第に細かく読んだ》とあります。
そして、《その後、しばらくして、私は北の航空写真や測量地図を見始めるようになり、北にはA・Yジャクソンのような魔術師ですら絵の具で描ききれないほど、はるかに理解しにくいものが備わっていることを知った》とも。

「北」の地図とG・グールドとバッハ、
私には、彼が地図をむさぼり読む姿と、ピアノを演奏するあの独特の姿が重なって見えてきます。

最後に、BGMのG・グールドの『フランス組曲』を聴きながら♪♪♪・・・
A・Yジャクソンの絵を1枚どうぞ。

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oil on panel
19.5 cm by 24.9 cm
A bequest of Mrs. Nora Thomson DePencier.

Recording Data
GRENN GOULD:Piano

Recording:Eaton's Auditorium、Toronto、Canada
          1972~1973

JOHANN SEBASTIAN BACH
French Suites,BWV812-817
Overture(Partita)in the French Style,BWV831

1974/Sonny Music Entertainment Inc

*輸入盤CDです(Made in Austria)