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三池港の検査工場前に集う20t機関車達

さて、ホッパーから三池港の駅舎を過ぎ、検査工場や機関庫にやってきました。

いました!(^^)!
これまた懐かしい20t機関車達が。

まずは仕立工場前の5号機。工場横の側線にはセナ形炭車が連なっています。
う~ん・・・、しばし佇んで5号機と冬枯れの工場周りの線路敷きを眺めます。
いい眺めです(^-^) 時がここでも止まってます。

5号機には、朽ち果てそうなハト96が連結されていました。
しばらく動いたような形跡はありませんね。
ところで、この20t機関車の5号機は、S.S(シーメンス・シュッケルト社)製の1~4号機をモデルに造られた最初の国産20t機関車です。(ちなみに1915年の日本車輌・三菱造船製造)

お隣の検査工場前には、1号機と12号機が並んでました。
12号機にはデ-1(電源車)が連結されています。
1号機は、もちろんS.S(シーメンス・シュッケルト社)製、12号機は三菱製です。
実はこれらの20t機関車は、車体の拡幅などの改造をされていて、いずれも原型とは異なります。

なんと、この時お目にかかった3両の20t機関車は、すべてが現存します(~o~)
これまた、偶然です。1・5号機は、前回紹介した15t機関車の5号機と同じように大牟田市に寄贈されています。

12号機は、宮浦の三井化学専用鉄道にて現役のはずです。(最近見てませんが、機関庫の中だと思います)
この年の再会劇はここまでで、次の年 1994年から私の三池港通いが始まるのでした。

(1994年につづく)

撮影日:1993年12月12日
撮影地:三池港