《ゴー・・・ゴー・・・》
中学・高校の頃までは何とも思わなかった
大学に入学し、大牟田を離れて久しぶりに帰省した時にそれはきた
中学・高校の頃までは何とも思わなかった
大学に入学し、大牟田を離れて久しぶりに帰省した時にそれはきた
《ゴー・・・ゴー・・・》
「有明の海の底深く 地底にいどむ男たち・・・」
「有明の海の底深く 地底にいどむ男たち・・・」
◆作詩 上野信幸・森田ヤエ子/作曲 荒木 栄 『組曲・地底のうた』の序章(合唱)より
石炭は、有明海の底深く毎日毎日掘られていた
その深き海底の坑道に向けて、毎日毎日新鮮な空気を送る・・・
その深き海底の坑道に向けて、毎日毎日新鮮な空気を送る・・・
《ゴー・・・ゴー・・・》
そうだ、坑道にいのちを吹き込むその音!!
冬枯れの寒い朝にはよく響いてきたそれは、初島にある送風機の音
そうだ、坑道にいのちを吹き込むその音!!
冬枯れの寒い朝にはよく響いてきたそれは、初島にある送風機の音
その響いてきた音に、わたしは三池の炭鉱の歴史とそこに生きてきた人々の証を聞いたように思う
(つづく)
(つづく)
撮影日:2007年 早春
撮影地:昭和開の干拓地堤防より初島を望む
撮影地:昭和開の干拓地堤防より初島を望む