1/2.5万地形図にて、地上部分を確認しましょう。
神子畑を出た電車は約3.9Kmのトンネルを抜け、短い地上部分(約400m)を走行します。
そして500mのトンネルを越えると明延に到着です。
神子畑を出た電車は約3.9Kmのトンネルを抜け、短い地上部分(約400m)を走行します。
そして500mのトンネルを越えると明延に到着です。
この約400mの短い地上部分が今回の撮影地です。
線路脇を明延川の支流が流れています。
線路脇を明延川の支流が流れています。
◆国土地理院 1/2.5万 地形図大屋市場 昭和49年2月28発行(一部)
明延川の支流は、山に囲まれた谷間を流れます。その谷間をちょうど400mの等高線に合わせるように762mmの線路が敷設されています。(高低差はほとんどありません)
朝靄のなかの一枚です。
写真下の道を、明延の町から歩いてやってきました。
今日の天気も今ひとつ('_')・・・ まだ少し薄暗い山の谷間です。
今日の天気も今ひとつ('_')・・・ まだ少し薄暗い山の谷間です。
機関車の次位には、元貴賓車だった唯一のボギー式人車“くろがね号”そして“わかば号”、書類運搬車。
幸いにもこれらの車両を含めて、すべての明神電車の車両が保存されていることは非常に喜ばしいことです。
地元の方々の、“1円電車”にかける思いが今も強いのだと感じます。
幸いにもこれらの車両を含めて、すべての明神電車の車両が保存されていることは非常に喜ばしいことです。
地元の方々の、“1円電車”にかける思いが今も強いのだと感じます。
次回は、この撮影地のすぐ先にある、明神電車唯一の鉄橋上からです。(つづく)
撮影日:1978年9月12日
撮影地:明延~神子畑
撮影地:明延~神子畑
◆参考文献:岡本憲之著『全国鉱山鉄道』 JTB 2001年10月1日発行