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夕暮れの、櫻咲く土手から俯瞰した西鉄600形の大牟田行き急行です。

すでに、ブルーの車体にイエロー帯時代の1000形,1300形は特急の運用から退き、新造の2000形が特急列車として颯爽と疾走していました。この急行も、ほんの少し前までは300形が運用についていましたが、すでに引退が進んでいて宮地岳線に都落ち・・・。

かつて、西鉄大牟田線(現在は、天神大牟田線)は、このように朝夕の多客時には大牟田行き急行の設定もあり、文字通り幹線でした。しかし現在の大牟田線の南部は、甘木~大牟田間の各駅停車ワンマン運転の7000形が2両編成で普通列車の運用についていて、わたしにはローカル線の観を呈しているように思えます。
特急だけは今も福岡天神~大牟田間を走っていますが、終点の大牟田市の人口がかつて20万人を超えていたのが、今や13万人ほど(しかも高齢化が進んでいる)では致し方ないでしょう。

この600形の旧塗色は懐かしい西鉄色です。5000形が続々と投入される中、1976年4月9日の西鉄大牟田線倉永駅付近でした。


★追記★
コメントのご指摘は、ごもっともです。私の思いについて少し説明足らずでしたので、「しかし・・・」以下の本文などを一部補足・修正いたしました。
〔これでも、現状認識がおかしいかもしれませんがお許しを〕