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◆『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』を発行!!

この度、『三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』を自費出版する運びとなりましたので、皆様にお知らせいたします。発売は、6月中旬頃を予定しています。大牟田市内の書店などにて購入できるように現在手配中です。また、東京は書泉グランデに置いていただくようお願いする予定にしております。一部内容を紹介して、発行のお知らせと致します。価格は、税込みで1,100円です。また、大きさはB5判でフルカラーとなっています。みらい広告出版株式会社からの発行です。

※2021年5月をもちまして、書泉での販売を終了いたしました。購入いただいた方々に感謝いたします。なお、引き続き東京ではモデルスイモン各店にて販売(通販あり)しておりますの、どうぞご利用くださいますようご案内いたします。

“表紙”について
デザイナーさんから、凝った表紙を作成していただきました(*^_^*)
機関車の三池マルーン色とリベット、そしてナンバープレートを模したデザインなどなど・・・。
わが鉄道が若手に引き継がれていることから、しばらく安泰かと思っていた管理人・・・。表紙は、その若い彼らの運転と操車係の絵にさせていただき、炭鉱電車の生き残りを託しました。


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「目次」です。
最初の「炭鉱電車アルバム」は、私が撮影したアルバムとなっています。
写真集ではないので、おまけみたいなものです。もっと立派な、見応えある写真集の発売を期待します。メインは「写真でたどる三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車」です。この部分が、2月の講演会でお話しした部分となります。最後の機関車一覧は、少しですがマニア的にはお役に立つかもしれません。意外と、SLも含めた三池の機関車一覧は見かけません。できることなら、この一覧にあるすべての機関車の写真と車歴・性能などの一覧を付けたいところですが、今回はそこまでまとめることはできませんでした。どなたか、詳しい機関車一覧の作成お願いします。総ページ数113ページとなります。

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「炭鉱電車アルバム」です。
私が撮影した炭鉱電車の写真コーナー見開きページサンプルです。
廃止間際の撮影を中心に掲載いたしました。もちろん、過去の通勤電車なども掲載しています。先にも述べましたが、写真については、三池炭鉱が閉山する以前のものも含め、私よりも素晴らしい撮影をしておられる方々が沢山いらっしゃいます。今後、炭鉱電車単独の写真集が出版されることを望みます。

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「写真でたどる三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車」
メインの「写真でたどる三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車」のサンプルです。全部で60ページほどあります。歴史的に貴重な写真が見ものです。大牟田・荒尾市民の方々に読んで欲しいとの思いから、できるだけ分かりやすい解説を添えたつもりです。うしやんさん(HP「炭都の鉄道」主宰)と大牟田市石炭産業科学館の多大なご協力を得て、貴重な絵葉書や写真を掲載することができました。また、三池鉄道で働いていらした方が撮影された初公開の写真、それからシーメンス製20t電車の図面(三井文庫所蔵)も貴重です。

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「三池炭鉱専用鉄道の概要」です。
巻末に、やや?マニアックな内容を掲載しました。
サンプルの「三池炭鉱専用鉄道の概要」は、以前に弦書房から発行された『筑後の近代化遺産』で私が担当した内容に付加修正した内容です。ここを一読していただけると、先の60枚ほどの講演会の内容を見なくても、三池鉄道の概略を把握することができます。また、「日本最古の電気機関車に関する覚え書き」については、かなり不確かな内容が含まれます。より詳しい方々からのご助言、ご示唆を賜りたく思います。炭鉱電車の歴史的、機械的価値が伝わればとの思いで載せました。最後に、三池鉄道に在籍したSLも含めた機関車一覧をおまけで付けました。


以上、簡単ですが書籍の内容紹介でした。少しでも多くの方々に手にしていただけると、著者としては嬉しく思います。なお、この書籍は「炭鉱電車保存会」代表としての著書とし、保存会の紹介も掲載させていただいたことを申し添えておきます。

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▲平井駅の炭鉱電車 撮影日:1978年2月12日